すみだ北斎美術館行ってまいりました。

 

 
北斎らの描いた武士の絵が中心の特別展です。
 
 

 
半紙本の挿絵がガラスケースの中に展示されています。
『平家物語』『南総里見八犬伝』『一ノ谷合戦』『忠臣蔵』など、精巧に描かれていてかなりの迫力。
 
北斎の描いた『怪談』もおどろおどろしいです。
 
いい場面を展示してくれてると思うんですが、手に取ってめくってみたい衝動にかられます。
 
 
こちらは展示室の外にあった〈葛飾北斎 新年風俗図(初夢・夢化粧〉
フリーア美術館(ワシントンDC)にある原画を高精細複製したものです。
 

 
ほかに平安期の太刀〈信房作〉の展示などもありました。
〈刀銘 津田越前守助広 延宝9年(1681)〉は、刃に波の意匠が施してあって、北斎の神奈川沖浪裏と比較展示されていておもしろかったです。
 
展示室は3階と4階にあり、4階は2部屋に別れます。
うっかり見逃しそうになりましたが、その1部屋が常設展示室になっていました。
 
ここの作品はほぼ撮影可です。
 
 
これがあるというのは事前にホームページを見て知ってたけど、急に眼の前に現れてびっくりした。
制作中の北斎(実物大)
北斎さん、ちょっとゆらゆらしているように見えたの私だけ?
 
北斎さんは、赤穂浪士討ち入りの際、吉良上野介を守り討たれたの家老・小林平八郎のひ孫だっていうんですよ。
 
それよりも、左のピンクの人、後妻のお名前は「こと」さん!
勝手に親近感を覚えます。
 
すみだ北斎美術館は2016年にオープンしたそうですが、なんと和式のトイレがありました。
海外から来た方が喜ぶのかなあ
 
 
美術館がある公園が北斎生誕の地だそうで
 
公園に面した道路は北斎通りというんだそうです。
 
 
 
珍しく図録も買っちゃったりして

A5サイズでコンパクトです。

 

特別展は明日25日まで

 

おつき合いありがとうございます。