夏目漱石の作品読んだことある?

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何人かのブロ友さんの記事で、スタンプのことを知りました。
 
ちょうど『行人』を読み終わったばかりなのです。
 
昨年の秋から漱石を読み始めて、『吾輩は猫である』、『倫敦塔・幻影の盾』、『坊ちゃん』と、新潮文庫の順番どおり進んできました。
 
3回ぐらい挫折した『三四郎』は今回やっと完読し、子どものころに読んで一番好きだと思っていた『彼岸過迄』はほぼ内容を覚えていなかったりしましたが、『それから』『門』『草枕』『虞美人草』と、どの作品にもぐいぐい引き込まれます。
 
 
『行人』は、兄の一郎が弟の二郎に、一晩嫁と過ごしてくれと持ちかける変な話なのです。
この兄は書斎にこもって分厚い本ばかり読んで難しい顔をして、家じゅうを暗くするような人です。心配した家族が友人のHさんに旅行に誘ってくれるよう頼み、やっとのことで兄は出かけますが……
 
考えすぎて精神にちょっと異常を来した人、賢すぎて人に理解されない人の孤独。
 
読み終わったばかりで、感想らしきものも書けませんが、再び出会いたい作品になりました。
 
さあ、次は『こころ』
 
これは高校生のころから何度か読んで、いまひとつ好きじゃないというか、わからない作品です。今回はどんな顔を見せてくれるでしょうか。
 
少し前にブックオフで全集が売りに出ていて何冊か買い求めているのですが、日記や俳句は読めそうにないなあ(笑)
 
 
おつきあいありがとうございました。