とんとんさんもおっしゃっていたけど、正直、期待外れ。
シネスイッチ銀座で、塩田明彦監督の「春画先生」を観た!|とんとん・にっき
映倫R15+の指定を受け、日本映画史上初、無修正での浮世絵春画描写を実現したとのことでしたが、春画そのものが出てくるシーンが少なくて、拍子抜けです。
春画先生(内野聖陽)をめぐる、偏愛というか、性愛コメディーでした。
【あらすじ】
春画先生と呼ばれる研究者の芳賀一郎(内野聖陽)は、妻に先立たれ春画研究に没頭していた。ある日、バイト先で芳賀の広げる春画を目にした春野弓子(北香那)は、芳賀から春画について教えを受けることになる。
ヒロインの弓子を演じた北香那さんははじめて見ましたけど、吹っ切れた演技が魅力的でした。
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弓子が働く喫茶店は神保町ミロンガ・ヌオーバ。
春画先生の名前(芳賀一郎)は「芳賀書店」を連想させ、「芳賀書店」といえば、谷村新司さん。
金木犀の咲く時期だなあなんて……
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日経新聞のアートレビューでは★★★★☆(見逃せない)でしたが、私は★★☆☆☆(それなりに楽しめる)ですね。
芳賀家の家政婦を演じていたのはロマンポルノの女王・白川和子さん。
これ以上の配役は考えられません。
おつき合いありがとうございます。