以前から見たいと思っていた木ノ下歌舞伎。

『番町皿屋敷』岡本綺堂|日経新聞上から読むか下から読むか

 

きのうの日経〈文化〉に劇評が載りまして、横浜でやっているというので行ってまいりました。

 

横浜の海もまあまあ悲しい色やね

 

 

【摂州合邦辻】

大名・高安通俊には2人の息子があった。長男の次郎丸は妾腹だったため、家督は二男の俊徳丸が継ぐことに。そうはさせまいと次郎丸は俊徳丸の命を狙う。それを知った通俊の後妻・玉手御前はある計画を胸に秘め・・・

 

 

クライマックスから始まる舞台は迫力満点です。

幕はなく場面の切変わりは全て暗転。

衣裳もお着替えはなく、現代風です。

登場人物も一部省き、複雑な人間関係がちょっとわかりやすくなってます。

 

満席に近い客席は若い人が圧倒的に多かったです。

 

玉手御前の内田慈さんや羽曳野の伊東佐保さんの演技がすばらしい。

おとくを演じた西田夏奈子さんは、どこかで見たことのある顔だなあ。

 

当日券でも前のほうで、女優さんがカっと目を見開いたときの額のしわまで見えました。

 

 
 
 
 
 
およそ3時間の舞台
終演後、外はすっかり暗くなっていました。
 
 

 

神奈川公演は本日6月4日まで。

6月10日 岩手

6月14日 愛知

6月25日 福岡

7月1日には滋賀公演が予定されています。

 

 

おつき合いありがとうございます。