2022年3月公開の映画『KAPPEI カッペイ』
見逃していたのですが、アマゾンのプライム・ビデオで見られました。
【あらすじ】
「1999年の7月、終末が訪れる」というノストラダムスの大予言を信じて、世界滅亡から人類を救うため、幼い頃から厳しい修行を重ねてきた終末の戦士たち。強力な殺人拳「無戒殺風拳」をマスターしたものの、2022年になっても世界は滅亡する気配はなく、師範(古田新太)は彼らに解散を告げる。
漫画が原作のばかばかしいコメディですが、伊藤英明、大貫勇輔、山本耕史が、終末の戦士たちを痛々しくも大真面目に演じるのが見どころです。
上白石萌歌ちゃん演じるヒロイン(ハル)に一目ぼれしてしまう、元終末の戦士の勝平(伊藤英明)
ハルの先輩で恋のライバル(岡崎体育)は、さらりと気持ち悪い。
その上、終末の戦士として一緒に育った英雄(小澤征爾)も、勝平の前に立ちはだかり……
なぜか戦闘シーンにいつも現われ、こっそり様子を伺っているお巡りさん(橋本じゅん)が言うように「日本は平和だな」
勝平:悪者のいない映画のヒーローは何をすべきだと思う?
ハル:えーそんなの見たことないからわからないけど
でも、そのヒーローは、誰かを救うために努力してきたんだよね
悪者がいないんだったら、次は、自分が幸せになる番じゃない?
努力はムダにならない、と思えるラストもよかったです。
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