大澤夏美さんは、ミュージアムグッズ愛好家。
博物館経営論をベースとして、ミュージアムグッズの研究に取り組んでいるそうです。
「そんな商売が成り立つのか!」と思いますが、「好き」っていうは極めると強いです。
頭の中は文字通り、ミュージアムグッズでいっぱいという大澤さん。
自宅には1000点を超えるコレクションがあるそうです。
那須どうぶつ王国の「扇子和柄スナネコ」
山種美術館の「伊藤若冲《伏見人形図》ピンバッジ770円
川端龍子《八ツ橋》(部分)マスキングテープ440円
中津歴史博物館の石垣琥珀糖1,000円
ちょっといらないなと思うんですが、
渡辺淳一文学館の「失楽園ハンカチ」1,650円
北海道・札幌市内にあります。
研究員のこだわり、グッズ開発にこめられた思い、製品化するに当たっての苦労。
それぞれの博物館のグッズに、こんなにもいろんな人の気持ちが詰まっていたのかと、驚きます。
これまで知らなかった博物館についても知ることができました。
愛知県の「徳川美術館」、茨城県の「地質標本館」、「目黒寄生虫館」というのが気になりました。
「目黒寄生虫館」のロングセラーグッズは、「立体サナダムシ Tシャツ」
これもちょっと着たくないなあ(笑)
ミュージアムショップは素通りしてしまうことが多い私ですが、ミュージアムグッズに対する認識を新たにしました。
ミュージアムショップはただの売店ではないですし、ミュージアムグッズはただの雑貨ではありません。博物館での思い出を持ち帰るための大切なツールであり、博物館の社会教育施設としての使命を伝える手段でもあります。
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