きのうに続き、しつこく呼吸の本です。

 

詩人の谷川俊太郎さんが呼吸法をやっているというので、どんなもんだろうと気になってたんです。『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう』

 

 

谷川さんの質問に加藤さんが答える形で呼吸法について書かれています。

 

 

第1章 息と呼吸法

 

呼吸法と深呼吸の違い

「ブッダの呼吸」「ヨガの呼吸」「西洋の呼吸」の違いなど、わかりやすく説明されます。

 

加藤メソッドはブッダ式です。

 

●ヨガの呼吸はやりすぎないように

●深い呼吸は健康のしるし

●一生懸命やらないこと

 

呼吸で大切なのはやはり「吸う」より「吐くこと」

 

・「吸う」は「ためる」「独り占めにする」「執着する」

・「吐く」は「執着を取り払う」「心を浄化する」

 

出したものしか入ってこない

出し惜しみしないで思い切って吐ききってください

 

 

第4章 丹田と肛門

 

 

質問23 何で丹田が大切なのですか。

中心だからです

中心、軸ができてくると人生の荒波を乗り切ることができるからです。

人生が楽に生きられるということです。

 

 

 

弱いところをきたえると、リバウンドがくるよ。

弱いところをきたえたらよくないね。

弱いところは休ませることが大切です。

これ、生き方の参考になると思うんだけど。

 

 

 

加藤俊朗×谷川俊太郎 特別対談

 

新版では加藤さんと谷川さんの対談があります。

加藤さんが魂の話とかするから、ちょっとスピリチャルなんですけど、谷川さんが自然に受けとめていて、安心して読めます。

 

 

加藤 先生はそこがすごい、「詩の道一本」です。

    小説は長いからくたびれるもんね。

谷川 そうだよね。読むだけでも疲れるんだよ。

加藤 詩は短い。すごくいいね(笑)

谷川 短いのがいいよな。

 

 

 

2021年9月5日

フォレスト出版

 

購入者特典で呼吸のレッスン音源もダウンロードできます。

 

 

お読みいただきありがとうございます。