日経夕刊で紹介されていたので観てきました。
謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。
政府は巨大生物を「禍威獣(カイジュウ)」と名づけ、専門家からなる「禍威獣特設対策室専従班」=通称「禍特対(カトクタイ)」を設立します。
班長の田村(西島秀俊)、神永(斎藤工)らメンバーが対策にあたっていました。
そんな中、大気圏外から銀色の巨人が突如出現。
巨人対策のため禍特対には新たに分析官の浅見弘子(長澤まさみ)が配属され、神永とバディを組むことになります。
昔、特撮でがんばったことが、今はCGでできるようになっているのでしょう。
「禍威獣」もウルトラマンも美しく、迫力もありました。
が、しかし、人類滅亡の危機のわりには緊張感に乏しく、わたくし事として迫ってこない。
現実の危機のほうが恐ろしくなってしまっているからでしょうか。
政府の要人たちも気の抜けた感じ。
その中で、禍特隊のメンバーで非粒子物理学者を演じた有岡大貴君が健闘していたと思います。
禍特隊室長の田中哲司さんと防災大臣の岩松了さんもよかったな。
キャッチコピーは『空想と浪漫、そして友情。』
そういわれると、これでよかったのかとも思います。
みどころはやっぱり長澤まさみの巨大化。
『上からマリコ』以来の衝撃でした。
お読みいただきありがとうございました。