2020年12月にツイッターを開設。

わずか100日でフォロワー数2万人を達成した「あっきゃん」さん。

 

国語が苦手で長文を書く自信がなかったといいます。

 

そこで、いつかnoteで記事を書くことを目標にツイッターを開設します。

 

 

・共感できる面白い話を読みたい人に向けて

・大阪の20代一般OLとして

・印象に残った日常の一コマをツイートする

 

 

1投稿に3時間からから4時間かけるというツイート。

そのツイートはフォロワーのひとりから「あっきゃん構文」と名づけられます。

 

 

彼氏募集中の友達。アプリを通して、やっと理想の人と出会えたそう。でも彼女は何故か悩んでいる。「身長高くてイケメンで……」「うんうん」「優しくて面白くて……」「え、最高じゃん」「でも車の窓からタバコ捨ててた。注意したら、皆捨ててるから俺も捨てるって言われた」ダメだ今すぐ彼を捨てろぉぉぉ(2021年5月21日)

 

 

①短文で羅列されている

②自分の心境が入っている

③言葉を削ぎ落している

 

 

あっきゃんさんの高校受験の直前、両親が離婚することになります。

高校生になったあっきゃんさんは、母を助けようと3つのアルバイトを掛け持ちし、3年間で100万円を貯金するほど働きます。

 

高2でバイト先のチーフに抜擢され、年上のスタッフに指示を出す経験も、相手のことを考え、伝わる文章を書く土台となっているように思います。

 

2021年7月にはストーリーテリングブランド「AZ」を立ち上げて独立。

現在は様々な企業のPRやブランディングに携わり、講師としても活躍しているそうです。

 

 

「書くことができれば、自分だけの物語を伝えることができる」

 

 

140字で人生変えちゃった人の力強い言葉です。

 

2022年2月5日発行
CCCメディアハウス

 

 

お読みいただきありがとうございました。