大村崑さんといえば「こんちゃんの こんちゃんの とんかちうたじまん~♪」

ふるっ!

この本を知ったときに思ったのは、まだお元気でしたかと、ちょっと失礼な感想です。

 

ところが、元気も元気、大元気。

90歳の今が一番健康だというのです!

 

秘密は本書を読んでいただくとして・・・

うそ、うそ(笑)

さすがにそれはない。

 

秘密は筋トレでした。

86歳のとき、奥さんに嫌々連れていかれたライザップで、お姉さんに「何歳からでも鍛えられますよ~」と言われ、トレーニングをはじめることに。

 

185センチ、ガッツリ筋肉の60歳年下のトレーナーさんに励まされ、すっかり筋トレの魅力にはまります。

今では40キロのダンベルを担いで、10回のスクワットをするまでに。

 

すごい!

 

筋トレをやってよかったことは、息切れしなくなったこと。

歯茎が健康になったことなどなど。

 

実は崑ちゃん、子どものころから虚弱体質でした。

19歳で肺は片方だけ、58歳で大腸がんと、満身創痍だったというのです。

 

 

自宅でできる筋トレ

・スクワット

・ドローイン

・肩甲骨引き寄せ

・もも上げ

 

若さを保つために毎日やってること

・いついかなるときも、尻の穴に力を入れる

・毎日「ブロッコリー」生活

・どんな日でも、ユーモアを忘れない

 

山田五十鈴や森繁久彌との交流にも触れられていてとても楽しく読めました。

 

崑ちゃんといえば、「元気はつらつオロナミンC」もありましたね。

オロナミンCは大塚製薬。

 

きのうたまたま読んだ本は、スラッシュメタル(ヘビメタの激しいやつ)のミュージシャンを目指して、徳島からアメリカへ渡った若者のお話でした。

帰国後、大塚製薬の派遣社員から、10年で役員にまでなった成功物語です。

 

前例がないからと、なかなか前へ進まない日本の巨大企業の中で、筆者が根回しなどに苦労しながら、契約社員となって年俸1000万円を達成。

 

それでも徳島の母ちゃんは、渋い顔でこう言うんだよ。

「そんなに稼いでも、正社員にはしてもらえないの?」爆

 

実家とも温度差を感じながら、グローバルに活躍する筆者の成長と成功のお話です。

誰もまねできそうにないけど、こちらも楽しく読めました。

 

 

お読みいただきありがとうございました。