研究者がつくった、研究者のための「あるある川柳」
自分の予定よりもマウスやハエの都合を優先し、毎日世話している細胞にときめき、誰もいない深夜のラボで実験の成功をかみしめる……。
川柳イベント『川柳 in tha ラボ』に投稿された6815句の中から厳選した170句を掲載しています。
細胞と話し始める深夜帯
デート服白衣なしじゃコーデむり
マスカラが邪魔だと気づく顕微鏡
大掃除色々見つかる謎試薬
(これは怖いですね)
頼むから話しかけるなカウント中
(研究室じゃなくてもありそうです)
キレイすぎメンツもラボもドラマでは
あぁ、その日?俺はいいけどハエがダメ
朝帰り違うのこれはラボ帰り
2013年から行われている「川柳 in tha ラボ」では、大学や企業の研究者など理系研究者を対象に、「研究あるある」をテーマとした川柳を毎年募集し、人気投票を行っているそうです。
理系の人はあるあるとうなずき、そうでない人は、研究者の日常をかいま見られる楽しいものになっています。
目立たぬところでこつこつと長年研究をされている研究者の皆さん、ありがとう!
2020年9月20日第1刷発行
講談社
900円(税別)
おめでたいくじが出たので、ついでに。
皆さんもきっといいくじが出ていることと思います。
よいお年を。
って、まだ書きます、多分。