雨なので、新聞の整理など……

8月7日の朝刊です。

 

「リーダーの本棚」は参院自民党幹事長の世耕弘成さん。

 

中学や高校のときは文庫本を片っ端から1日1冊読んだという読書家です。

 

座右の書はマーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』

サラリーマンのときも政治家になってからも、苦しいことがあると読み返すそうです。

 

この作品をきっかけに米国に関心を持ち、高校の短期留学先に舞台のジョージア州を希望したというくらいですから、影響大です。

 

最後の言葉「トゥモロー・イズ・アナザーデイ」

「明日はまた明日の陽が照るのだ」は名言ですね。

 

初めて読んだ子ども向けでない本は司馬遼太郎『国盗り物語』

小学校4年生でハマったというからすごいです。

東大阪の自宅まで行ってサインをもらったそうです。

 

その他愛読書として『華麗なる一族』(山﨑豊子)

『宮本武蔵』(吉川英治)

 

『宮本武蔵』は締めの言葉が紹介されています。

 

「波騒は世の常である。波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い、雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。」

 

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「半歩遅れの読書術」は上野千鶴子さん。

退職するとき、蔵書の置場に困り、八ヶ岳の南麓に書庫を兼ねた仕事場を建てたそうです。

 

60平米のワンルーム。

天上の高い、がらんとした空間で、書物に囲まれて過ごすのは至福の時間であるとおっしゃってます。

 

上野さんの『星の王子さま』好きは有名ですが、どのページを開いてもそらで言えるほど繰り返し読んだそうです。

 

お読みいただきありがとうございました。