Nextsストーリー 今こそイケてる!紙の本⑤

 

「本屋では振り向いてもらえるよう目立って、家では目立たずなじむのが理想の装丁」

 

紹介されているのは、ブックデザイナーの名久井直子さん。

谷川俊太郎や川上未映子、江國香織らの装丁を数多く手がけています。

 

この仕事をするきっかけは友人に歌集の装丁を頼まれたことから。

2005年にブックデザイナーとして独立。

今では年に100冊以上担当するといいます。

 

海外では「読めない言語の本でも、かわいいと思ったら買ってしまう」

大型書店ではおもしろそうな本をジャケ買いするそうです。

 

「目に入ってくる中から自分の(興味)範疇を超えて選べる。そんな不意打ちの感じが魅力」とおっしゃています。

 

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紙そのものの魅力に取りつかれた人として紹介されているのは、「kami/(かみひとえ)」を運営する浪江田唯さん。

 

2019年から303日間、15か国を訪れ上工房や印刷所を巡り、その過程をつづった『世界の紙を巡る旅』を上梓されました。

 

今年5月、和紙作りの伝統が残る愛媛県内子町に移住し、kami/の拠点を構え、ワークショップなどを開いているそうです。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。