こ、これは、樺沢本の集大成ではないでしょうか。

本書は、私がこれまで出版した36冊(1万ぺージ)、動画3000本(約250時間)の総集編です。「はじめに」より

樺沢先生によると、多くの人は本を読んでも行動しないんだそうです。

そもそも本を読まない人のほうが圧倒的に多い。

さらに、自分の人生に問題が起きたとき、解決策をうまく検索できない人もたくさんいる。

 

本書のⅠ部は「文字を読むのが苦手だ」という人にも、一目見ただけで解決策がわかるようイラストで書かれています。

 

111ページまでイラストです。

 

もっと知りたい人のためにⅡ部では簡単な解説がされます。

1項目につき4~5ぺージ。

50項目です。

 

50個全部行動に移せればもちろんそれがベストですが、その中でも厳選してこれだけはやってほしいという10個を特典映像で解説してくれてます。

 

が、人によって、優先順位は違うでしょう。

なんの参考にもなりませんが、私が選んだ3つ。

 

穏やかな「朝散歩」を日課にする

1 まず5分、慣れたら15~30分程度リズムよく歩く。

2 太陽の光を胸いっぱい浴びる

3 日向ぼっこでもOK

 

「最初から「毎日」を目標にするとハードルが高いので、週に1~2回からスタートするとよいでしょう」とやさしいです。

 

パフォーマンスを上げる「おやつ」の食べ方

1 イライラしたときは間食をするとよい

2 間食は小分けのお菓子1袋まで

3 ナッツは1日30g前後が適量

 

脳がストレスを受けると通常よりも12%も多くのエネルギー使うので間食で補う

 

希望のある「温かい言葉」をたくさん使う

1 悪口を言うほどストレスは増える

2 ネガティブな言葉1に対して、3倍以上のポジティブな言葉を使う

3 1日3回のありがとう

 

朝散歩はやっぱり大変だけど、これは「ありがとう」っていうだけだから簡単です。

 

ほかにも

・最高のツール「スマホ」を上手に使う

・三日坊主にならない「続ける方法」をマスターする

・つらいときこそ「感情」をコントロールする

・永遠の課題「ダイエット」を正しくやる

・どんな人にもたまる「ストレス」の解消法

 

生活に取り入れやすい50項目です。

 

寝る前15分は、最も「記憶する」「暗記する」のに向いている

どんなに大変な1日でも寝る直前はポジティブ体験を思い出してハッピーな気分で寝る

3行ポジティブ日記を忘れていたので、また始めたいと思いました。

 

ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す

毎日が「最高の1日」になれば、「人生が最高」になるのです。(はじめにより)
 

2021年7月8日初版発行

株式会社KADOKAWA

買った日:7月21日

読み終わった日:7月22日