今ある財産を死ぬまでに使い切る自信がありますか。
多くの人は自分が150歳ぐらいまで生きるかのごとく貯金をするんだそうです。
死ぬまでにお金が尽きてしまう心配に対しては具体的に行動することを勧めています。
すなわち、自分がいくつまで生きられるか試算する。
あと、何回桜を見られるかと考えることは楽しいことではないかもしれませんが、そうすることによって、今の人生を大切に生きることができるというのは、わかるような気がします。
人生を豊かにするのはお金や物ではなくて経験。
この考え方は『より少ない生き方』(ジョシュア・ベッカー2016年)なんかでも言ってたな。
お金の価値を最大化できるのは「26~35歳」
そのときに我慢をして、あまり活動できない老後に備えすぎるのはどうなんでしょうねという問題提起です。
ルール1 今しかできないことに投資する
ルール2 一刻も早く経験に金を使う
ルール3 「ゼロで死ぬ」
ルール4 人生の最後の日を意識する
ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える
ルール6 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
ルール8 45~60歳に資産を取り崩し始める
ルール9 大胆にリスクをとる
死ぬ前に病院のベッドの中で思い出して楽しいのは、自分が経験したことだけ。
家族や友人と語り合えるのもそれだけだといいます。
それにしても、アメリカ人はやっぱり金持ちですね。
筆者は生きてるうちに効果的に金を使おうと、45歳の誕生日に家族や友人を招き、1週間カリブ海のセント・バーツ島の豪華ホテルで過ごしたそうです。
全体的に現実離れした感じですから、読んでるうちに自分も大富豪になったような気になるのは私だけだと思います。
最後の数週間、延命するために今、貯金をするのはやめましょうというのは賛成ですね。してないけど。
発行:2020年9月29日
ダイヤモンド社
定価1700円+税
7月1日読了
前日の優待消化の焼肉
ラムたん
9266一家ダイニング
若い頃のようには食べられなくなりました。