田辺聖子さんの終戦前後の日記が見つかったそうです。

「十八歳の日の記録」と題される日記には、1945年4月1日から47年3月10日までの日々がつづられています。

 

45年6月1日の大阪大空襲で生家を失った次の日の記録。

終戦の日の日記。

 

戦争中は勉強もままなりませんでしたが、終戦直後の9月9日には「私はあらゆるものを吸収したくて体がフクレ上がっている」

46年大みそかには「来年も、勉強して小説を書こう。私はもう、この道しか、進むべき道はない。そう、信じている」

 

貴重な資料です。

 

日記の一部は、10日発売「文芸春秋」7月号に掲載されるそうです。

 

お読みいただきありがとうございました。