6月1日から都内の美術館も開館となりまして
行きたかった「コレクター福富太郎の眼」にやっと行かれました。
東京ステーションギャラリー
 
 
東京だよ、おっかさん。

 
 
敗戦後の東京で、喫茶店のボーイを振り出しに「キャバレー王」にまで上りつめた快男児!
彼の唯一の道楽は、好きな絵をひたすら追い求めること。
 
父親が大事にしていた鏑木清方の絵を空襲で焼いてしまったことへの申しわけなさから、始まったコレクション。
下半身が魚の《妖魚》やちょっと怪しくなまめかしい絵のコレクションです。
 
近松門左衛門の『冥途の飛脚』を元に描かれた《薄雪》は、清方自身も戦争で焼けたと思っていて、福富さんが持参したときはとても喜んだそうです。
 
《刺青の女》は清方には珍しい裸体図。
岡田三郎助《あやめの衣》など、すごい量。
 
事前予約制でゆっくり見られました。
写真撮影は禁止なので、きょうもお龍さま探し。
 
 
 
八重洲へ抜ける通路も何店か休業してます。
 
うなぎやてんぷら、お寿司は皇居が見える側で、フランス料理は八重洲側が見えます。
ここはどちらも見えない真ん中にあります。
お茶漬けだからか。
 
店内ガラガラですね。
 
お漬物がたくさん。
写真だとわかりにくいですが、器が大きいんです。
 
ご飯の量が半端ないです。
お茶づけにして食べます。
 
お洒落なトイレから、はとバスが見えます。
 
スカイツリーも
 
なんとなく撮ってみました。
 
芸術新潮5月号では「キャバレー王『福富太郎』伝説」という特集が組まれています。
こちらも読み応えありました。
 
お読みいただきありがとうございます。