もともと、人は誰でも「コミュニケーション下手」

 

人間はオギャーと生まれたときは、誰もがコミュ力ゼロなんだそうです。(まあ、そうですね)

人と話すのが苦手という人は、得意な人と比べて、子どもの頃のコミュニケーションの量が単純に少ないだけ。

 

樺沢先生自身も、コミュニケーション下手を何とかしたいと思い、心理学に興味を持ったそうです。

 

先生が今のように本をたくさんお書きになり、ユーチューブで動画配信できるようになった原点は月曜ロードショー。

 

映画が大好きだった樺沢少年は、小6の誕生日にカセットデッキを買ってもらい、それで、荻昌弘の解説を録音したそうです。

それを一字一句文字起こしして、内容や話す順番を研究したのだといいます。

 

次に少年は、「スターウォーズ」ファンクラブに参加し、会報に映画の感想記事を投稿するようになります。

 

まさにアウトプット。

 

コミュニケーションが下手だという人は、最悪の結末ばかり予想しがちなんだそうです。

相手に嫌われたらどうしよう。

それは自己肯定感の低さから来るらしい。

 

自己肯定感を上げるためにできることとして、3行ポジティブ日記が紹介されています。

これは、樺沢先生の本を読んだことがある人ならおなじみ。

が、続かないのが凡人の悲しさ。

 

3日坊主だっていいじゃないか。

思い出したらやってみよう。

 

やり方は簡単。

1日の最後に今日あった楽しかったことを3つ書く。

それだけでございます。

 

自己紹介についても書かれていました。

自己紹介は、ものすごく上手に話せる人と、ほとんど何を言っているかわからないくらい下手な人がいますって、下手です、先生、何とかしてください。

 

①他者と差別化できるポイントをあげる

②数字を盛り込む。

作家で精神科の樺沢です。→累計160万部のベストセラー作家で精神科の樺沢です。

何かすごそーと思われる。(そりゃ、すごいわ)

③練習する

④大きな声ではっきり

⑤笑顔で話す

 

悪口を言うことは、自分自身の脳と健康にダメージを与えることも指摘されていました。

「話す」アウトプットで、悪口の内容が記憶に定着してしまうそうです。

悪口や批判が多い人は、認知症になる確率が3倍というフィンランドの研究も紹介されています。

 

『アウトプット大全』に挫折した人(それは私です)、横書きの本はどうも頭に入んねえやっていう人(それも私です)おススメです。

 

お読みいただきありがとうございました。