「東京国立近代美術館で開催中の「あやしい絵」展は、平日昼間でも多くの鑑賞客が押しかけ、熱気にあふれていた」(4.10日経夕刊・モードは語る/中野香織)
行ってみました。
あやしいというより、ちょっと変わった絵でした。
きれいな人、きれいな風景じゃない絵です。
看板の人がどうも好きではなかったのですが、実物は迫力ありました。
作者の梶原緋佐子は、図画教師の千種掃雲から「綺麗に着飾った女が、ニュッと立ってるなんて、そんなもの何もならない。ほんまに切ったら血が出るような、そういう女を描くんやったらお前に加担してやる」という言葉をかけられ、絵の道に進んだのだそうです。
そういえば、きのうのコメントで、生々しい女がいいって誰か言ってたな。
やっぱ、龍は欲しいですね
服飾史家の中野香織さんは、「あやしい思いをかき立てられながらも魅了され、見終わるころには心が元気になる」とおっしゃってますが、なかなか見応えありました。
同じチケットで観られる所蔵作品展「MOMATコレクション」もよかったです。
こちらは広々していてゆっくりできます。
こっちもあやしいよね。
ちょっと普通のを
屏風なのに途中で切れててごめんなさい。
屏風絵を畳に座って見られるようになっていて、お姫様気分。
もしやこれがおっぱい雲(乳房雲)では。
おまけ
お読みいただきありがとうございました。