作家の井上夢人さんが若き日に観た『心中天網島』(篠田正浩監督)についての考察。

 

篠田監督が『黒衣(くろこ)』を画面に出してきたのはどういうわけか。

『黒衣』は監督自らの姿ではないか、さらに考えを進め、『黒衣』は観客なのではないかと。

 

『黒衣』は当たり前と思っているから、普通は考えない。

普通とか当たり前を『なぜ』と考えるとおもしろい。

 

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