わたしは「文学の中の猫ベストテン」というのを選んでみることにした。

1 マザーグースの猫

2 泉鏡花の「黒猫」

3 ハインラインの「夏への扉」の猫

4 エドワード・リア卿のナンセンス猫

5 ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」のチェシャ猫

6 「日本霊異記」の猫

7 ポーの「黒猫」

8 大島弓子の「綿の国星」のチビ猫

9 ボードレールの猫

10 落語「猫の災難」の猫

(なんと、この猫は実在しないという点では、プロコフィエフの「キージェ中尉」に匹敵するのだ)

-時には母のない子のように-