トリセツシリーズで有名な黒川伊保子さんの「娘のトリセツ」

正義感と家族愛あふれるたかちんさんのススメで読んでみました。(娘いないけど)

 

なぜか「妻のトリセツ」も読んでます。(妻いないけど)

 

男性と女性の脳は、スペックは同じだが、使い方の初期設定が違うというのが、このシリーズの前提ですね。

 

女の子は身の周りのものや自分自身へ強い関心を持つ傾向がある。(そうじゃない人もいるって知ってますよ)

父親の役割は、肥大する女の子の自我をリストラすること。

 

女の子が

・世界は私だけのものじゃない。

・世界中が私を見ているわけじゃない。

・世界から見れば、私は意外とちっぽけな存在だ。

・いてもいなくても変わらないくらい。

・もっとリラックスして世界を楽しめばいいんだわ。

 

この感覚を身につけるのに、父親がしなくてはいけないことは、妻を大事にすることという結論かな。ざっくり言って。(ざっくりすぎるだろ)

 

著者と、高校の歴史教師だったという父親とのエピソードに、3回ぐらい泣きそうになりました。

 

生きるのがしんどいという女の子にもぜひ読んでもらいたい。

 

先週から日経新聞の詩歌・教養欄では「この父ありて」という梯久美子さんのシリーズが始まっています。先週と今週は、渡辺和子さん。二・二六事件で青年将校の銃弾に倒れた渡辺錠太郎さんのお嬢さんでもあります。

このシリーズも楽しみです。

 

書評欄では、ル・クレジオの「アルマ」が紹介されています。

ノーベル賞作家が77歳にして書き上げた濃密な、迫力ある傑作だそうです。

こちらは「空に はなうた」さんが紹介してくださっていて気になっていたものです。

わたしに読めるかしら~(「わたしのワンピース」の読み方でお願いします)

 

雑誌「ニューヨーカー」の校正者が書いた「カンマの女王」、こちらも気になりました。

 

★たかちんさんの「痴漢シリーズ」もおすすめです。

※たかちんさんの最新記事は男性限定です。私は読んだけど。

先ほど、訪問したら、最新記事はダスキンでした。