「ストックディールの逆説」という言葉をご存じでしょうか。
ベトナム戦争で捕虜となった多くの米軍兵のうち、早く命を落としたのは、楽天的でポジティブな人たちだったそうです。彼らは「復活祭には出られるだろう、クリスマスには出られるだろう」と前向きに考え、その希望が何度も絶望に変わることで、衰弱して死んでしまったというのです。
アフターコロナではなく、ウィズコロナと言われますが、令和の賢い庶民たちは、もう既に感染症とうまく折り合いをつけている人が多いように感じます。
きのう用事で出かけた先の待合室で、雑誌「ゆうゆう」を見かけました。
手に取ってみると、こんな時代を反映してか、生きる勇気をくれた「言葉の力」という特集記事がありました。
その中で漫画家の柴門ふみさんが紹介してくれた言葉
「不自由を常とおもへば不足なし」徳川家康
いろいろ制限がある今、これが日常だと思えば不満は生じません。旅行は行きたいけどね。
ほかにも、小柳ルミ子さん、森山良子さん、平野レミさん、坂東眞理子さんらが素敵な言葉を紹介してくれています。
僧侶でアナウンサーの川村妙慶さんからはこんなメッセージが
「肩書やお金、人間関係には裏切りがあり、なくすこともあるし取られることもあります。でも言葉は失うことがありません。心の中に大切な言葉を刻んでいれば、誰にも取られることはないのです」
ブログを始めてまだ2か月ですが、思いがけずいろんな人に支えられ、楽しく続けられました。
出会ってくださった皆さんに本当に感謝いたします。
来年はもう少しペースを落として、また、皆さんと交流できたらうれしいな。
よいお年を
記事の主題の本は、頑張って選んだ私の今年の1冊です。