コロナ禍で断捨離に励んだ方が多かったと聞きます。

これは、そんな断捨離やミニマリストとはちょっと一味違う。

 

寺田倉庫のCEOとして、天王洲アイルをアートと文化を感じる街に変身させた中野さん。

1944年生まれの76歳

 

家や車、時計は持たない。お酒もタバコも嗜まない。

お金も若い頃から、生活に必要な分を除いてすべて寄附している。

メディアにはほとんど顔も姿も現わさず、社員にさえ、本当に実在するのか疑われていた、異端の人物と紹介されています。

 

その捨てっぷりというか、持たないぶりがすごい。

 

が何より伝えたいのは「今日がすべて」という言葉です。

情報が多く、将来のことも、周りの人も気になる時代において、「今に集中する」のはどんどん難しくなっているのかもしれません。

明日地球が滅びるかもしれないし、誰かをあてにしてもしょうがない。

今日の自分を妨げるものはぜんぶ捨てて、颯爽と軽やかに、歩いていこうじゃありませんか。

 

・今日できることは、今すぐやる。明日死ぬかもしれないから。

・人の評価は気にしない。自分自身が納得できるか。

・やりたいことがなくてもいい。正直であれば道は開ける。

・目標はいらない。がんばり過ぎたらやめていい。

・気になった人には、すぐに会いに行く。

 

見出しだけでも素敵な言葉であふれています。

 

大事なのは、すでに起こったことではなく、未来について考える時間をより多く取ることです。

 

昨日に引き続き、今年読んでよかったなと思った本のご紹介でした。

 

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