手書き地図推進委員会はメンバーが山形県天童市の友人を訪ねた旅がきっかけで生まれました。

 

友人が勤めていた地場産業のものづくりの現場を見せてもらい、職人さんからお話を聞く。友人が「間違いない!」という美味しい団子屋さんに連れていってもらう。洋菓子屋さんの前では「このお店でつくっているバナナボートという洋菓子がヤマザキの『まるごとバナナ』の元だよ」という逸話を教えてもらう。

 

後から考えてみると面白いなと思ったものはすべて、その地域の環境や資源を生かした、特定の人の顔が見えるものだったのだとか。

 

この友人の案内なくして、ここまでまちがおもしろく見えただろうか。

その地に住む人に案内してもらう旅はおもしろいとの発見。

このとき友人が配っていたのが手づくり地図だったそうです。

 

そこから各地の手書き地図を探す活動が始まりますが、そのうち、ワークショップを開き地元の人と一緒に地図をつくるようになります。

 

「あなたの日常は、誰かの非日常」

 

このフレーズをメッセージに、作戦会議を開き、実際に歩き、古老(お年寄りがヒーロー)に話を聞き、完成させる地図は、偏愛地図。

アピールしたいことを大きく描き、生き生きとして楽しそう。

 

何も見どころがないと思っているまちでも探せば必ず魅力があるそうです。

 

このお正月休み

 

改めて近所の魅力を再発見する旅に出たくなりました。