日曜日の朝刊「日経スタイル」インタビューはプロゲーマーのときどさん

 

「ときど」という名前は、対戦のときにキャラクターが飛んで、キックし、「どうした!」と決め台詞を発して得意技をかける動作から友人がつけたもの。一連の動きは「ときど式」と呼ばれ、合理的かつ効率的な戦法は興ざめすると批判されることもあったそうです。

 

そんなときどさんも、対抗策が広がってこれまでの戦い方が通用しなくなりスランプに陥ります。

 

ときどさんは実は東京大学の大学院で「マテリアル工学」を学ばれた方。(はい、全然分かってません)

実験を繰り返していた学生時代の経験が、プレーの幅を広げるために何百回、何千回と試行錯誤を繰り返すのに役立ちました。

 

プロゲーマーの人生を切り開いたのは、冷静さや合理性ではなく、情熱や闘争心だと言います。

「ゲームは真剣にやっていいんだと思わせたい」そんな熱い思いをプレーに込めるのだそうです。

 

ときどさんが実践しているのが「メンタル・タフネス」に書かれた内容

睡眠時間や食事の回数、コーヒーを飲んだ回数、何回感動したか、幸せ度数などをノートに書きこむのだそうです。

 

私はゲーマーでもアスリートでもないので、そこまで自分を追い込むこともないのですが、気になって『メンタル・タフネス』読んでみました。

 

これは実践する本なので、読んだだけでやらなければ意味がないという種類のものなのですが、覚えておきたい言葉もいくつかありました。

 

あなたの目標や理想と矛盾する人生をもがいて生きる事は、最も有害なストレスを引き起こす。(略)感情をコントロールする方法は、一時的なストレスを和らげることはできるが、あなたの人生があなたの信念に反するものである以上、そこから生じる長期的なストレスには、どんな方法をもってしても対処できない。(略)その嘘をつき通すために、あなたの身体はあとどれ程苦痛を強いられることになるであろうか。

 

考えさせられる言葉でした。