随分前に映画やドラマでやっていたなーと思いつつ、全く興味がなかったのでスルーしていた作品、海堂尊「チーム・バチスタの栄光」をなぜか急に読んでみようかな、という気になり読んでみました。
おもしろいんですけどっ!!
ざっくりあらすじ。
東城大学医学部付属病院にアメリカから帰国した心臓移植の権威、桐生恭一が召喚される。
彼を中心に心臓移植の代わりになるバチスタ手術の専門チーム、チーム・バチスタが構築され、成功率100%を誇っていたがある日を境に術中死が連続で起こる。
危機感を抱いた高階病院長と桐生は、通称愚痴外来と呼ばれている神経内科医の田口に内部調査を依頼する。
さて、たてつづきに起きる術中死はたまたま患者の寿命だったのか、医療ミスなのか、それとも誰かが故意に起こした殺人なのか…。
医療現場の過酷な労働条件、
どの会社でもあるような権力争い、
一人一人の個性が際立っていて、あぁ会社にもこういう他人いるよねーとか
舞台は病院なんですが自分の会社と置き換えて読んでみたりするとよりリアルに感じることができたり。
展開がもたもたしていないのであっというまに読んでしまいました。
思うんですけど、人ってちょっと歯車が狂うと全然違う方向へ向かっていってしまうものですね。
恋愛もちょっとしたタイミングで付き合う、付き合わないとか、結婚したりしなかったり。
この話ってシリーズであったりするのかしら?
海堂尊さんの本がもっと読みたくなりました。
映画やドラマはネットでググったら私のイメージのキャスティングではなかったのでたぶん、絶対に見ないだろうなー。
うん、おもしろかったのでおすすめですー。