劇団新感線のゲキシネ藤原竜也さん永作博美さん主演の「シレンとラギ」を観てきました。
劇場での舞台を映画館で見られるなんともナイスな企画。
ちゃんと幕間15分間の休憩もあります。
めちゃくちゃおもしろかったのであらすじ、書きたくありません。(すんまそん、めんどくさがりで。)
複雑で、ともすれば湿っぽくなりすぎてしまいそうな話を
新感線独特のテンポある台詞のキャッチボールや展開の速さで観客をその場にとどまらせてくれません。
独裁者だったり宗教が織り込まれていたり、これってあながち物語だけの話じゃなく、
現代の世界に起こっていることをデフォルメしているんですよね。
また禁断の世界にも舞台は直球を投げ込みます。
いやー、それにしても役者の方々のパワーが半端ないです。
主役のお二人はもちろんのこと、他の方も一人一人のキャラが立っているのでどのシーンもみどころですし、
高橋克己さんとかバラエティやテレビでわりとヘラヘラしてたりするキャラクターが印象的ですが(あ、梅ちゃん先生のお父さんは違ったけど)、独裁者である宗教団体の教祖役の迫力満点でした。
殺陣もすごいなー。
お近くの映画館で公開されているようでしたら絶対にお勧めですっ!