23日、フレックスで退社して行ってきました。
「next to normal」。(ネタバレあり。注意。)

前回は安蘭さんと小西くんでしたが
今回はダイアナがシルビア・グラブさんにゲイブが辛源くん。

なんとまあ、全然違う舞台を観ているようでした。

っていうか受ける印象が全然違うね。

いろんな方が口をそろえて言うのが
安蘭さんと小西くんは年の離れた恋人のようで
シルビアさんと源くんは本当に親子って感じです。

一昨日は2回めということや、席が後方だったので舞台全体がちょうど視界に入ってくるのでとても見やすいこともあり、バランスよく観ることができました。

ゲイブ(彼は生後8カ月で亡くなっていて)のことは○○(なんだかったか忘れた。)
妹のナタリーのことはダイアナにとって透明な存在で見えてないって2人が歌うのですが
これがとても対照的ですね。

ゲイブは肉体としての存在はもうすでにないわけです。
でもダイアナにとってはゲイブはずっと生きていてそしてダイアナの中ではちゃんとした18歳の青年になっている。
ナタリーは秀才で完ぺき?(完璧主義者?)。
でもダイアナには彼女のことはまるで関心がないのです。存在自体がないといってもいいくらい。
これがナタリーにとってどれほど悲しいことなんだろう・・・と思うと涙。o(TωT )

そしてナタリー自身は病んでいる母親のダイアナのようになりはしないかと恐れてもいて、
そんなナタリーをヘンリーは最初は好奇心で付き合い、悪いこともちらちら誘ってみたりするのですが
後半は自分をコントロールできなくなりそうなナタリーを支えようとします。

そうなんです。
この二人のドラマもとっても見どころだったりするんですよね。

最後、ダイアナがナタリーに「あなたをパーティに送っていくわ。」
という一言に、ダイアナがやっとナタリーとも向き合おうとしているしナタリーのことも愛しているんだと気づきます。

ゲイブはゲイブでダイアナの中の想像世界にいる息子なんだけどこれまたかなり自由に動き回るんですよね。
長年の年月の中でダイアナの想像の世界から抜け出てしまってゲイブ自身の意思で動き回ってる感じです。
ゲイブがぼくを消さないで・・・ってダイアナが手術を受けようとする場面でも涙。
18歳なんだけどどことなく赤ちゃんのようにも見えるんです。(そう見えるのは私だけかもね。)

どこで泣いたのかわからないほどに自然に舞台に引き込まれ、気づくと泣いているというありさま。

楽曲がロックでとってもかっこいいんですよ。
新納さんのDr.マッデンがダイアナを治療してる辺りなんかはめっちゃロック。
あそこですごいロックナンバーがあったらしいのですがブロードウェイの時点でカットされてしまったらしくとても残念です。
どこかで聞く機会ないかなー。

私はこの2回だけですがかなり中毒性のある舞台です。

おすすめっ!!

かなり私の勝手な見方の感想文でした。ま、感じ方は人それぞれということでお許しください。

あ、そうそう、ゲイブしか3階には行きませんが、
3階はゲイブの部屋っていう設定だそうです。
だから誰も3階には行けない(入れない)んですって。とヘンリーに聞きました。(;^ω^A
だから3階ってちょっと暗いのかもね・・・。

長くなりました。
この辺でまた!!(≧▽≦)