たまたま2007年の手帳をぺらぺらめくっていたら、ちょうどこの頃の6月の日曜に仕事で展示会に駆り出されていました。


休みの日に仕事でがっかりしていたのですが、ちょうど会場近くで、グレゴリー・コルベールの展覧会がやっていることがわかり、俄然はりきって仕事に行き、その帰りに寄ったことを思い出しました。


夕方だったけど、確か1時間くらい並んだっけ。


グレゴリー・コルベールってカナダの写真家で、人間と動物の調和した画像が、なんとなく宗教的で神秘的で、それでいてどことなく官能的で、好きです。

たぶん、みなさんも絶対に写真を見れば、あ、この写真かーってわかると思います。


グレゴリー・コルベール


仕事帰りだったから一人で見たのですが、逆に一人で行ってよかったこと、会場に流れていた音楽と写真がものすごくマッチしててそれらが精神の奥に入ってくる感じで「無」になれたんですよね。

絵とか、なんだろうなー、自分の中の引き出しを探るような作業をするときって一人の方がいいですよね。

その世界に浸れるから。

他人の感想とかで自分の感性というか思ったことを邪魔されたくないんですよね。

うーん、うまく説明できないな。

まぁ、私の感性なんてたかが知れてるので語るほどでもないです。あはは~。


会場では写真だけではなく、映像も何点かあって、

ゆらゆら小舟にチンパンジーと少女の交流がゆーっくり流れているのがあったんですけど、

なんかそれがね、官能的でヤラレタ!って感じでした。

別にサルも女の子も意識してないんだけど、作り出す空気がね、ドキドキさせるっていうか。

あー!やっぱりうまく言えないな~。


まだそのころってブログもやってなかったから手帳に感想をびっしり書いてた。

今読み返すと結構おもしろいです。にひひ


たぶん今も世界のどこかでこの写真を見て感動してる人がいるんだろうなー。

また日本に来ないかなぁ。


リンクしたのでもしよかったら見てみてくださいねー。


ではでは。