今日、井上芳雄さんからのバースデーカードが届きました。о(ж>▽<)y ☆
小学3年のときに榊原郁恵さんのピーターパンを観て衝撃を受けてから
私のミュージカル好きは始まりましたが、
親も、「自分で働いてお金を稼げるようになったら好きなだけ行きなさい。」という感じだったので
学生の頃はほとんど見られず。
好き、という気持ちだけは持ち続けてました。
5年前のミス・サイゴンで見た芳雄クリスに大衝撃を受けて、
あのピーターパン以上の衝撃で私の観劇生活が始まり今にいたります。
(それまでもちょこちょこ観には行っていたんですけど
特定の役者さんに心を奪われたのは芳雄くんが初です。)
今回の舞台「組曲虐殺」、小林多喜二を主人公にしているので
かなりメッセージ色が強いということで芳雄くんのファンクラブ限定の掲示板も
こういったメッセージ性の強い舞台には出てほしくない、などさまざまな意見が飛び交っています。
私も以前はそちらに書き込みをしていたのですが、
自分のブログを始めてからは掲示板へはほとんどおじゃましてないです。
自分のブログは自分の言いたいことだけ書けますからね。
うーん、私は、芳雄くんには「枠」みたいなものに縛られずに
どんどん違うものに挑戦していってほしいなと思っています。
エリザベートのルドルフは卒業されてしまったけど、
ミス・サイゴンのクリスとか東宝系の大作に出ていて、
プリンスって呼ばれてる芳雄くんも好きですし、
Triangleのような舞台に出ている芳雄くん、
こういった井上ひさしさんの作品に出ている芳雄くんもいいなと思います。
そんなことは芳雄くんは絶対にないと思っていますが、
「プリンス」なだけの役者さんで終わってほしくないです。
ミュージカルでは出会えない、演技の実力者揃いの役者さん達に揉まれて
もっともっと大きな役者さんになってほしいなと思います。
(ミュージカル俳優さんが演技力がないと言っているわけではないので
誤解しないでくださいね。)
今回の多喜二は、芳雄くんが演じているんだけれど、
そこには芳雄くんではなくて、「小林多喜二」がいたと思います。
もちろん今までのどの役でもその役でいるんですけど、
今回どことなく抑えた演技の中に熱くたぎるものを持っている多喜二という人が特にそう感じさせたのかもしれません。
あくまでも舞台であるということ、感じ方は人それぞれであること、それを過剰に感じすぎるのもまた観る側としていろいろ節制しつつ観るべきなのかな、とちょっと思いました。
観る側も大人にならなくちゃ、ですね。
命を削りながら演じている舞台の合い間にこうしてカードを書いてくれたのかと思うと一枚のバースデーカードがとてもとても大切に思えます。
これからも芳雄くんのいろんな姿(役)を観ていきたいと思ってます。
今日はちょっとよくわからない文になってしまいました・・・。