- ハプスブルクの宝剣〈上〉 (文春文庫)/藤本 ひとみ
- ¥700
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「ハプスブルクの宝剣」、この本すごくおもしろいんです。
何年か前に読んで、絶対ミュージカルか舞台でやってくれたら
最高にハマるのにな、と思っていたら!
来年宝塚星組の公演が決まったのですね!
キャー!!о(ж>▽<)y ☆
やばいよー、絶対いいよこれー。(°∀°)b
今から言うのもなんですが、
宝塚版が終わったらぜひ東宝系でもお願いします!
読んだことがある方もいらっしゃると思いますが、
時代は18世紀後半のオーストリア。
マリー・アントワネットのお母様のマリア・テレジアが少女から大人の女性になるころが描かれています。
主人公はユダヤ人のエドゥアルト(エルヤーフー)。
ユダヤ人であるが故にいろいろな迫害や心に傷を持ち、
とうとうユダヤ人であるということを捨てる覚悟で家族や街を捨てます。
そこからもともと持ち合わせていた容姿と知恵を巧みに使いながら
マリア・テレジアの婚約者であるフランツに仕え、またマリア・テレジアとの恋と差別の間で揺れ、
フランツとの友情と恋、「血」とは何かと問いつづけます。
とにかく話にスピード感があって、おもしろいんです!
また、物語もさることながら、どうしてユダヤ人はそんなに嫌われてしまうのか、という原因や、
当時の生活がとてもよくわかるように書かれています。
そして、歴史上の人物がとても生き生きと描かれていて
マリア・テレジアというと政治的手腕に優れた子沢山な女帝のイメージが強いのですが、
こんな強気でかわいい少女だったのねー、やっぱりマリー・アントワネットのお母さんなだけあるわ。
とちょっと親近感をもって読んだりできます。
フランツは、たぶん、きっと、こんな人だったんだろうなー。
のんびり事なかれ主義。( ´艸`)
これ、絶対に観たい。
一般発売はもう少し後になるからそんないい席にはならないだろうけど
どんな席でも全然問題ないです。
とにかく、この舞台が見たい!
力を込めて見たい!
はー、絶対にチケット取るぞ!
本、ぜひ読んでみてくださいね。絶対に行きたくなりますから!
(チケットゲット、自分で取りにくくしてる?)
ではでは。