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最後の3日目、糸満市にあるひめゆりの塔に行ってきました。


第二次世界大戦末期の1945年4月に当時沖縄にあった21の男女中等学校から生徒たちが集められ、病院等の看護活動にあたったそうです。


ひめゆり学徒隊は、当時の沖縄師範学校女子部の15歳から19歳の人たちのことです。


洞窟に隠れて、看護活動などを行っていたのですが、米軍にガス弾を投げ込まれ、将来ある少女たちが命を落とし、特に、このひめゆりの塔が建てられた第三外科壕等は一番多くの人々の命が奪われたそうです。


小さい頃、映画で見て知ってはいたのですが、改めてその場に立ち、ガイドさんから話を聞くとなんとも言えない胸にこみあげてくるものがあります。


その隣に建てられている、ひめゆり平和祈念資料館に入るとこれまた、なんとも言えない「気」を感じます。


戦争を風化してはいけない、命は簡単に捨ててはいけない、言葉ではうまく言えませんが、決して戦争を正当化してはいけないと改めて強く感じる場所でした。


全然関係ないのかもしれませんが、今度、「チェ・ゲバラ」の映画が始まりますよね。

チェ・ゲバラのTシャツとかも一時期結構着ている人がいましたし・・・。

どんな人だってわかって着ているのかな。

チェ・ゲバラを否定するつもりはないけれど、戦いを「善」とする風潮だけにはなってほしくないものです。