つづきです。

5年前になんだか急に中国語をやりたくなって始めました。
というと突拍子もなく始めたようにも聞こえますが、
当時は、新卒以来ずっと続けている会社や仕事内容にもウンザリしていましたし20代後半になってこのまま私は流されるまま30代に突入したらあっという間につまらないおばさんになってしまう!Y(>_<、)Y
つきあっている彼はいるけど結婚したら仕事をやめて専業主婦にもなりたくないし、(専業主婦には憧れもあるけど。)

かといって、自分自身に自信が持てるものはなにもないし・・・。(Θ_Θ)


どうしようかな。
どうしたらいいのかな。


仕事のストレスで体は壊すし悶々としているときに中国語に出会いました。

その教室で日曜日の午後から入門クラスが始まるということで早速申し込み。
生徒は私と学校の教師をされていて定年退職したばかりの女性二人だけでした。
この一緒に中国語を始めたサイトーさんとの授業が最高によかったんです。
娘さんが旦那様の転勤で天津に住んでいて遊びに行くときに使うつもりで中国語を始めたそうです。
私も仕事で使うつもりというわけでもなかったけど何かを始めたかったのです。


まじめなんだかまじめじゃないんだかで始まったクラスでした。


先生もとてもいい先生で、日本人の方と結婚して小学生のお子さんがいました。
最初は基礎中の基礎、発音練習をひたすら練習。
あごや舌が授業が終わるころにはヘロヘロにおかしくなるくらい。


とにかく発音がきちんとできるまで同じ発音をサイトーさんと二人で繰り返し練習しました。

なぜかこの発音練習がまったく辛くなくて、むしろ楽しいくらい。(‐^▽^‐)
そのおかげで、今では発音だけは中国人にもとてもきれいだねと言われます。(^-^)/

毎週1課ずつ進んでいくマイペースな感じで、いつか中国語検定でも受けようかな、くらいののんびりした形がとても心地よく、それでいて、元教師のサイトーさんと一緒なので、きちんとポイントは押さえて授業が進んでいくので毎週日曜日がなによりも楽しみになっていました。


習い始めて一年半経ったころ、父が倒れて、それに加えて転勤が重なったりバタバタしてしまい、先生やサイトーさんにきちんと挨拶できずに辞めなければならなくなり、ずっと心残りでした。


なにより先生とサイトーさんとの日曜午後のレッスンがとても楽しく、できることならずっと続けていきたかったです。

転勤してからは仕事内容が全く違う部署で、毎日がサバイバル状態だし、

変な人には「目を合わせんな。」と言われ、(冗談でもかなりムカつきましたよ(`ε´))チャイ語どころではありませんでした。(-_-#)
でもやっとチャイ語ができる環境になり、偶然先生にも会うことができ、何かとても縁を感じます。
ほんの少ししか話はできませんでしたが、またチャイ語を再開したことを伝えることができました。
先生も喜んでくれていたみたいです。(^-^)/

残念ながらサイトーさんは替わって入ったクラスもなくなってしまったので最近教室を辞められたそうです。

サイトーさん、会いたいな~。

先生の住所を教えていただいたので今度手紙でサイトーさんのことも聞いてみよう。

私のチャイ語原点を思い出し、また新たにやる気がみなぎった一日でした。