今日は会社帰りに図書館に寄ってCDを借りてきました。
フレディ・ハバードの「オープンセサミ」。

「開けゴマ!」です。クマ


めちゃくちゃかっこいいです!

オープン・セサミ/フレディ・ハバード

¥1,487
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JAZZは学生のころ、ビックバンドで4年間トランペットを吹いてました。

トランペットとJAZZが好きで好きで、毎日ペットばかり吹いてました。

まさにトランペットバカです。


あまりうまくはならなかったけれど、あの頃の仲間と

あっちこっちの家で鍋パーティをしたり、銭湯に行ったり、

急に夜中に集合して何時間も車で奈良の天理までラーメンを食べに行って

生駒山の夜景を見たり、とても楽しい4年間でした。


今でも私の宝物です。


あの頃は男の先輩の家にも平気で一人で泊まりに行ったりしてたなあ・・・。

もちろん、女として見られてなかったし私もただ単純になついていたから

何も起きませんでしたよ。

今の私しか知らない人はたぶんビックリするだろうな。

私も今じゃ、とってもこんなことできないです。


男女の友情は絶対成立すると私は実体験に基づいても言えます。あはは。


私が当時、一番なついていた先輩、ドラムのオータ先輩の下宿アパートに行くと

そこはオータワールドが広がっていました。


何せ部屋が、完全にセピア色・・・。

オータ先輩が明るい電気が嫌いで常に部屋は間接照明、

しかもたばこのヤニとまた醸し出す雰囲気で

完全に部屋ができあがっていました。

私はオータ先輩の家にしょっちゅう遊びに行っては

JAZZのCDを聴かせてもらったり、

また、ちょっと歩いたところに珍しいJAZZ喫茶に連れていってもらっては

真空管の息遣いあふれるJAZZの名曲を聴いたりしていました。


そのオータ先輩はこれまたモテるんです。

本人はそんなことにまったく気付いてないんですよね。

モテる人ってそんなものかも。

私は全然そんな気持ちがなくて、単純に人間として好きだし、

オータさんと一緒にいると楽しくてぐいぐいなつきまくっていたので

オータさんを好きな子たちには相当羨ましがられていました。



さて、このフレディ・ハバードの「Open Sesame」、

超かっこいいのです。

彼の初のリーダーアルバムです。

JAZZになじみのない人でもすごく聴きやすいんじゃないかと思います。


6曲約40分でどの曲もすごくいいのですが、その中でも好きな2曲、

「But Beautiful」

大人の曲です。

大人の女性を落としたいならこんな曲がかかっているホテルの最上階のバーがいいんじゃないかなあ。

(ドラマの見すぎ?)

セレぶーブタの世界です。

部屋にいながらバー気分に浸れる曲です。


5曲目の「One Mint Julep」

ミントジュレップ、ハッカ入りのお酒・・・。

この曲、超超!おしゃれです。ラブラブ!

かなりパンチが効いた曲がJAZZの中でも特に好きなので、

出だしのピアノからガツンとやられます。


SAX、ペット、ピアノと続くソロ回しも素敵!

あんなペットが吹けたらよかったのになあ。

このアルバムを21歳で作ってしまったというのだから

なんともかんとも・・・ガーン

色んな種類?のJAZZがありますが、

私はこのころの60年代のビバップと言われる時代の

JAZZが一番おしゃれでかっこよくて好きです。

やばい、またJAZZ熱が吹きあがってきました。


秋の夜長にいかがですか?