やっと勝ってくれました。

 

5月2日(日)東京・芝1600m戦に56kgミルコ・デムーロ騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの506kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、スッと行き脚もついて、馬なりで4番手につけました。距離短縮でも鞍上が抑えるくらいの行きっぷりでそのまま好位で運びました。4コーナーでは馬群が一団となり、インをロスなく回って直線へ。内から少し外めに進路をとりつつ、前にスペースができてから追われると、しっかりと反応して伸びていきました。馬群から抜け出し、最内で粘る逃げ馬に狙いを定めると、一完歩ずつ差を詰めていきました。最後まで脚色は衰えず、馬体を併せてから僅かに前に出ると、離れた外から伸びてきたライバルの追い上げも凌ぎ、先頭でゴールを駆け抜けました。待望の2勝めを挙げ、3歳オープン入りとなりました。勝ち時計は1:35.2、2着馬との差は0.1秒でした。
「前走は勝てそうな手応えだったのに、フワッとして止まってしまいました。距離が短くなったことも含めて、今回は最後までよく頑張って走ってくれました。ありがとうございました」(ミルコ・デムーロ騎手)
「条件を替えての一戦で結果を出せて良かったです。マイル戦の割にはペースも落ち着いていて、途中は少し引っ掛かっていたのでヒヤッとしましたが、そこを内でうまく我慢させてくれていました。その分、脚も溜まって、最後の伸びに繋がってくれたと思います。今年に入ってからは歯がゆい着順が続いていたので、勝利を飾れてホッとしました。また状態を見てから今後の予定を検討していきましょう」(藤岡調教師)



 次走が楽しみです。