海外G1の壁は高いと実感しました。
ヴィブロスは健闘の2着でしたが、モズアスコットともども完敗です。
今年はG1の2着が2回ありましたが、勝つことはできませんでした。
来年はいよいよ5歳馬になります。
もう少し夢を見させてください。
2018年
12月09日
その他12月9日(日)シャティン・香港マイル(G1・芝1600m)に57kgミルコ・デムーロ騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの488kgでした。
レースでは、まずまずのスタート。少し促しますが、無理に前には行かず控える形になりました。道中は後方3~4番手をじっくりと追走。3コーナーではまだ我慢し、4コーナーを回りながらグッとポジションを上げました。そして直線に入ると追い出し。着実に末脚を繰り出しているものの、先頭を走る馬が差を広げました。2着争いからも遅れてしまい、勝ち馬からは0.6秒差の5着で入線しています。
「とても悔しいです。状態は良かったと思います。ただ、馬場が硬かったことが一番堪えました。スタートのタイミングはそこまで悪くなかったものの、出てからいつものように進みませんでしたね。コーナーでも馬場が硬くて苦労しました。直線ではいったん伸びかけました。しかし、最後に手前を替えたところで、いつものようなガツンとくるところがなかったです。本当にデキは良かったので、なんとか結果を出したいところでしたが…。とても残念です。申し訳ありません」(ミルコ・デムーロ騎手)
「状態は非常に良かったです。ただ、馬場入りからボーっとしていて、気合いの面では物足りませんでしたね。スタートは最近出ていたので心配していなかったのですが、今日はいまひとつでした。それでもポジションについてはいつもどおりで、悪くなかったですね。ペースが上がらず、前の馬が楽に進めていたので、厳しい形になってしまったなと思っていました。直線を向いて2着はあるかと思った手応えでしたし、最後はこの馬らしさを出してくれと期待しましたが、トップギアまでは入らず、そのままレースが終わってしまった感じですね。
前走、最後で狭くなり、ちょっと躊躇して控えるシーンもありましたから、精神的にトラウマがあったのかもしれません。走った後も、本気で走りきった後の息遣いではなく、まだ余裕がありました。何かメンタル的な部分で原因があるかもしれないので、また今後に向けて仕切り直して、色々考えていきましょう。いい状態でここまで来れたと思いましたが、レースではペルシアンナイトらしい競馬ができず、申し訳ありませんでした」(池江調教師)