TBSで放送されている「世界遺産」を、毎週録画して見ているのですが、先週の放送で「スリランカの原始の森」の話をやっていました。

番組の終わりの方で、象が減っている話題に...。

スリランカは、イギリスの植民地だった時代に、紅茶の産地になり、それがブランド化。セイロンティー(セイロンはかつてのスリランカの呼び名だそうです)は、国の経済を支えているそうです。
その為、森は茶畑になっていったようです。

これを見て、小学校で習った「守る、みんなの尾瀬を」という話を思い出しました。
あれは、観光客のゴミ問題だったように僕は記憶しているのですが、経済の問題で自然が破壊されていると言うことは、やはり人間の問題。
ただ、それで生きている人達が居るのも事実で、モラルとか良識とかでは解決できない問題。
難しいです。

森が狭くなり、人の生活の場、道路などに象が入り込むこともあるとか。
象の数は、かつての半分ほどになってしまったそうですが、今は復活プロジェクトが立ち上がり、少しずつですが増えているようです。

「守る、みんなの尾瀬を。鳥たちのすみかを。人間にとって、本当に大切なものを。」

と言う言葉を、これからもずっと、考えていくんだろうなと、思います。