『例えば“世界”という単語…』



山中隆介のブログ 『役者です!』


こんな書き出しの話が、国語の教科書に載ってました。

小学生の頃の話です。

事ある毎に思い出す、この言葉。

話はこの後『この言葉から普通は、“世間”とか“社会”とか言う言葉を想像するらしい』ってな感じの言葉が続きます。ニュアンス的にね。正確ではないですよ!


話は最終的に

作者が山に登ってそこから見た世界に圧倒されて

“これが世界か!”

って思ったって話で終わりました。


劇的に聞こえなかったら私に文才が無いからだと思って下さい…。



『で!』


ですよ。

私にとっての世界ですよ。

そんな事を“事ある毎に”思ってるわけですよ。



役者である私は、結構現実ではない時間や空間に身を置いて居たりします。

しかし、時に感じるのですよ。

『“現実ではない物”よりもドラマティックに思える“現実”』

ってものを。


(もしかしたら、こういう仕事をしているからかも知れませんね。)


そして、『それで良い』と思ってる自分がいるのです。

それによって“ドラマティックな世界”が“より現実的な世界”になれるだろうと思うから。


“相加相乗”みたいなね!言葉の意味は忘れましたが…。足し算掛け算って事です!!!



今年初の“寝過ごし”を経験した今夜。

でも一駅だし。

待ち時間で小説読めたし。

寝過ごしたのが、楽しく楽に飲めた今日だし。



頭の中では2つ3つの事が同時に回って、

1つ解決すると調子に乗って、

新しい問題を2つ3つ用意したりして、

酔ってる頭だと次から次へと、

問題の生成と解決が繰り返され、

そんな頭と、

この冬一番の寒さの曇天の対比が、

妙に面白くて、

そんな瞬間に思ったりするのですよ。


『この世界の中にある、素晴らしき、“芝居じみていつつも、どこまでも現実な”私の空間』


ってものを。



考えてる事一つ一つ上げたらキリが無いのですが、

その一つの言葉、

その一つの行動が、

私の世界であり、

私の糧である。


そう思えるこの時に、感謝。



いつにも増して訳の分からない事を書いてしまった…

まぁ、『私の精神世界にようこそ!』って事で。



初雪を

  見ることもなく

    大掃除


  素晴らしい空気の

    初稽古