お疲れ様です。
― あれ、雨降ってるの?
強いですよ。
― 降るなんて言ってた?
朝は言ってませんでしたけど、さっき変わってましたよ、予報。
― 傘持ってこなきゃ。
行ってらっしゃい。(…結果見てから変えてちゃ予報じゃないよなぁ。)
ふと、思ったこと。
舞台にしろ、映画にしろ、小説にしろ…漫画でもアニメでも、自分は“物語”が好きだと。
だから役者やってるんだろうな。
― 寒いねぇ。
今日はホント寒いですねぇ。
― 雨止まないから大変だよね。
夜は晴れるとか言ってたんですけどね。
― でも、もともと曇りの予報だったから、どうかなぁ。風邪ひかないようにね。
ありがとうございます。(頼むから帰りまでには止んでくれよ)
ブログもそれぞれの背負ってる(と言うと大げさですが…)物語をそこに書いてるものと思うので、なんとなく『より物語っぽく』ってイメージで書いてみました。内容は今日あった会話です。雰囲気は伝わりましたかね?
ようやく止んだ雨。
目の前には、濡れたバイク。そして雨水の入ったヘルメット。
逆さにすると、『ザー』と音を立てて、まるで滝の様。
足元には新たな水溜り。
諦め被り、走り出した帰り道。
ブログは大抵、夜に書いてるので、物語もぶれがちです。
これからもきっと、気分屋な物語が綴られていくのでしょう。
止んだのに
冷たい水が
降ってくる
これも一つの
物語かな
