ルネスかごしま代表、谷川勝彦が講演で使用した資料、講話概要を転載します。
何かにお役立ていただければ幸いです。
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2022年1月13日
鹿児島県鹿児島市西伊敷地区 居宅事例検討情報交換会にて
「高齢者の家族がひきこもり状態や障害が疑われるケースにおいて、介護に携わる人間ができること」
NPO法人ルネスかごしま 代表
谷川勝彦(通称たにかつ)
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■1、 無理は良くない
知られたくない家族もいる。
開かずの間があるなど、疑われる場合は質問するのではなく、まずは気さくな情報提供を。→ルネスかごしまのチラシなど
■2、 どこにつなげばいいの?
鹿児島市において、「ひきこもり状態の家族がいるのですが」という相談に、(例えば)市役所がどのように対応するのか。(事例)→基本的にはNPO法人ルネスかごしまへご連絡ください。
■3、 訪問時に、介護者はどんな対応をすればいいのか?
基本的には、(会えば)挨拶をする、当たりさわりのない世間話をする、などで大丈夫です。普通に接してください。
■4、 誰の権利擁護者なのか?
親子、あるいは家族などで意見が対立したり、思いが異なる場合もあります。
ex.親は「早く働いてほしい」「早く安心させてほしい」と思い、本人はまだその段階にない、など。
その時に、親の介護者は親の意思を尊重し受け止める、引きこもり状態の当事者の思いは、引きこもり状態の方の支援者が受け止め、護る、といった分業を敷く。
■5、 鹿児島県内の事例紹介
【まとめ】
いずれにせよ、問題の解決に向けては、時間も労力もかかる(特効薬は無い、ケースに応じて柔軟に対応する必要がある)。
支援者自身がきつくならないように、連携を取りながら進めていく。
【参考】
傾聴についての学びを深める、情報を入れるなど、日頃からできることを