今日の、日置市での講座資料 | NPO法人ルネスかごしま公式ブログ【鹿児島県鹿児島市】

NPO法人ルネスかごしま公式ブログ【鹿児島県鹿児島市】

ひきこもり、不登校、生活困窮世帯、8050問題、発達障害など、
生きづらさを抱えるすべての人と一緒にこれからのことを考え、
どのような困りごとにも無料で迅速に対応しています。
●電話 090-9106-9402 ●メール tanicarts@gmail.com

ルネスかごしま代表、谷川勝彦による、10月12日の、第一回、ひおき よりそい支援員養成講座。

資料から抜粋して、内容のご報告です。

なお、全回の登壇者を知りたい方や、2回目以降の受講希望者は、 こちら>> をご覧くださいませ

 

******************

ひおき よりそい支援員養成講座

******************

 

2021年10月12日
特定非営利活動法人ルネスかごしま 谷川勝彦


はじめに


「なぜこれまでの支援ではだめなのか」
・従来型支援と伴走型支援の違いについて
・支援者がやりたいことをさせるのではなく、当事者がやりたいことのお手伝いをさせていただく(という意識)
必要なのは、支援者側の意識改革である(来談者中心法)
・当事者がやりたいことを知るためにはどうすればいいのか
→傾聴
「この人を助けてあげたい」「よりよい生活が送れるように支援したい」
→1回すべて忘れてください
なぜなら→相手の現状を変えようというのは、相手の現在を否定することになります→相手が変わりたい、変えたいと思っていることのお手伝い(提案だったり、一緒に汗を流すことだったりを行う)
「自分の価値観を脇に置いて、相手の価値観を尊重すること」
→否定せず、ただ受け止める
 

傾聴の具体的な手法
やること3つ
・「黙って聴く」
・「うなずく・あいづちをうつ」
・「おうむ返し」


できるだけやらない
・「質問」
・「助言(アドバイス)」
・「自分の話(経験談含む)」


なぜ、やること3つ以外はしないほうがいいのか
・最初に目指すもの→
・最終的に目指すもの→


①カウンセリングの定義
  本来自分の行動に責任を持つ力のある相手(来談者)が自己理解を深める中から、意味のある自己決定をして、それを実行に移して行けるように援助すること


②カウンセリングの目標
相手の問題をすべて解決することではない。

問題を抱えながらも、自己を失うことなく、問題に取り組んでいく自信を持てるようにすること
当事者が「自分の力で良くなった」と言われるのが理想
「あなたのおかげで良くなりました」と言われるのは、言われたいのは3流依存しない、させない


・発達障がい、精神疾患について
私たちが見るのは人である
 

・適切な声かけ手法
「なにかお手伝いできますか?」
 

・地域で活動するために必要なこと
→逆に「使い物にならない人」とは
 

・自分は「なになにができる」と言う人
 

・「過去の経験(成功体験)から離れることができない人」
 

・人まかせな人
私たちは、当事者の「自律」を支え、その人が自分なりの心地よい居場所を作ることを支える活動を行います→支援を行おうという人が、自分の居場所を作れなくてどうしますか?