週末また わんこが肺炎で入院しました。
去年の8月 10月に続いて三回目です。
ありがたいことに毎回数日の入院で帰って来られているのですが
前の記事にあるように 今回救命救急で受け入れて貰えなかったことがきっかけで考えてしまいました。
夫はわんこを溺愛していてかいがいしく世話をしますが 何が何でも生かして欲しいとは思わない人です。
自分自身も延命処置はされたくないそうで、
ただ
痛いの かゆいの 苦しいのは 緩和してと。
手がかかるならそーっと始末して。と真顔で言います。 なんで私が犯罪者にならなきゃいけないのよ💢です。
まぁ 概ね私も同じ考えで QOL低いなら長生きしたくないですよね。
わんこが苦しそうなので 救急病院へいくのは躊躇なかったのですが
拒否されて
ネットで探しながら電話している作業の中で
よせば良いのにクチコミを読んでしまって
頭の中が真っ白になってしまいました。
ペットの救急病院のクチコミは 亡くなったら逆恨みもかなりありそうで そのまま鵜呑みに出来たものではないのですが
普段付き合いもなく、紹介もないところに駆け込んで (クチコミにあるように) 注射やら手術やら勧められた挙げ句に怖い思いをさせて死なせてしまったらどうしようと 身動きが取れなくなってしまいました。
そもそも 興奮が一番ダメなのに めっちゃ怖がりなのに 知らないところで 知らない先生に噛みついても 私はきれいで立派な待合室にいたら 声すら聞けないかもしれない。
そもそも 息が苦しいんだから 連れていくのがベストなのは間違いないのに
どうしても 受け入れてくれると言った病院に「行こう」と思えませんでした。
まだ 舌は紫じゃないし
リンゴは食べるし…
もう少し 朝までもう少しと 地獄みたいな時間でした。
顛末を かかりつけの病院のお医者さんに話したら 呼吸の悪い時はすぐに病院へと言われましたが 「知らない救急病院」への恐怖は否定されませんでした。勿論肯定出来るわけも無いけど。
夫は 紹介の病院だめなら朝まで待つのがいいけど あなたの好きなようにしていいよ。車は出すから と。やっぱりなー。
因みに朝、かかりつけより30分早く開くところが近くにあるっ!行こう!って言ったら叱られました。全く行動が滅茶苦茶だ我ながら
ホントに今回
老犬飼ってる癖に 比較的健康だったもんだから 現実に向き合えていなかった事を思い知らされました。
で
今は
①かかりつけの病院が閉まる前に健康チェックを心掛ける
②かかりつけの病院紹介の病院を二軒確保
③酸素室を家に用意
④お守りの利尿剤を持っておき、万一、夜救急病院が無理なときは 酸素室と薬で朝まで頑張る。
とにかく 怖がらせないで普通の生活のテリトリーで看取ろうと思いました。
こうやって書いておかないと また動揺してかえって辛い目に合わせそうで……。
お付き合いありがとうございました。
ここからは ちょっと下世話なお金の話です。
どこの救急病院も 先に ○○円から○○円ほどかかるかもしれません それでも宜しいですか? と聞かれます。
それ程 動物の救命はお金がかかるし 目の前で苦しんでる子をみて 承諾したものの 亡くなってしまったら トラブルに発展するのだと想像がつきます。
金額は 病院によってまちまちでしたが 入院でかかる金額ではなく 駆け込んで処置にかかる金額(検査 投薬など)なので 実際はもう少しかかるのかな
ある病院との電話で
20万ほどかかる場合も と言われた時には思わず復唱してしまいました。 手術の場合もあるからなのかな
そこは(かかりつけの病院への)転院もなかなか出来なそうなクチコミもあって……怖じけ付いてしまったのですが… 高い分 設備も整っていて高度な治療が受けられるのかもしれません。 いずれにせよ電話口では判断できませんから 元気なうちに色々調べて心構えをしておくしかないですね。
老犬を 穏やかに送るために……
全然送りたくないけど まだまだ一緒にいたいけど
噛まれるけど 大好きだから。後悔したくないもんね。
うちの子の事をよくわかってくれる先生に本当に感謝です。