今朝は重い話題
気分が下がるから勘弁して~って思ったらスルーしてくださいm(_ _)m
ここ数日 神田沙也加さんのご逝去に関するニュースに触れて 人それぞれ、色んな事を感じることでしょうね。
天賦の歌声と それを努力で磨ける才能を持ち、誰かの真似ではないオリジナルな魅力に昇華させて 成功をおさめたのに…
外から分からない事もあるでしょう
ただ ただ 痛ましく 残念でなりません。
そして やはり親目線で聖子ちゃんと正輝さんの気持ちを考えてしまうと
どうして気づいてあげられなかったか
相談して貰えなかった自分を責め
あの時こうしていれば
あの時の対応が悪かったのか
そんな気持ちがぐるぐる渦を巻く
やっと寝ても 浅い眠りで目が覚め、やはり現実だったと落胆する。
突然子供に先立たれることは 親となった日から絶対に経験したくないこと。 地獄の苦しみだと思います。
今回 原因は公表されないとの事ですが
子供との別れが 自死だった時は 親の心も半分連れて行かれるのではないかと思います。
食べても寝ても 何を見ても それは今までとは違うものになるのでは。
当たり前の事ですが 子供は自分とは違うひとつの人格。
子供を見て
この子ったら こんなこと分かってると思ってたのに
とか
えー?まさか、そんな風に考えるの?
と思うこともありました。
私自身 思い返せば 子育て中は 一生懸命息子にとって良かれと思った事をしていたつもりでした。
でも 今 改めて考えると
傲慢だったり 自分のエゴが先に立っていたのではと反省する事が沢山見つかります。
そして 奔放で陽気に見えた子供の 脆さや弱さのサイン 当時は見逃していたけれど 何年か後で 気がついたりもしました。 (まだ気がついていないこともあるかと…)
私は自分が 特別優秀ではないけれど さして挫折を経験せぬまま 運良く大人になり就職し結婚となりました。
だから自分を含めて 成功モデルは周囲の順調な人達。
そして自らの子供達にもその再生産と言うラインを横目で見ながら
徐々に訳の分からない展開を始める息子に大混乱
かなり苦しい時期もあり どうして?ともどかしくも思いましたが ある時
生きてりゃ良いか。
と 思ったら 私自身楽になりましたし その気配を子供も感じ取ったかもしれません。
そして 月並みだけど
あなたが生きてそこにいてくれるだけで良い
これをたゆまず伝えられることが 親の最大の役割なんだとはっきりと悟りました。
遅い(笑)
でも 間に合ってると良いな。
たとえ タイムマシンで伝えに行っても
生意気で上昇志向を子供に投影していた
若い母親だった私には きっと響かないと思うけど
繋いでくれる小さな手を 慈しんで
沢山話を聞いてあげて……と言ってしまうかも知れないな。
一人の人間を産み出すと言うことは 喜怒哀楽全て背負わせるという事で その子が抱えきれるかは分からない。
子育ては幸せや喜びもあるけれど 怖いものでもありますね。
さぁて かなりの長文ですが 私は書くのがリハビリなので お付き合いありがとうございました。
誰のせいとかは ないけれど
心は 意外と脆くて でも 強い。
必要な時に 寄り添って強さを後押し出来るように 大切な人とは付かず離れずいたいと思う2021年 丑年も暮れていきます……