夫が創刊号からずーーーーーっと買ってる「dancyu」
その 巻頭のエッセイを辻仁成さんが書いている。
先月号
そこに
辻さんが パリのマルシェて出会った 仏在住の日本人マダームに教えて貰ったと言う 黒無花果のパイのレシピがざっくりと載っていた。(あまりにおしゃれな話なので色をつけてみた)
型を使わない田舎風のパイなのでレシピがざっくりなのがまた しっくり来ます。
丁度 スーパーで無花果が売っていたので作ってみました。 もちろんパリのマルシェではないのでフツーの無花果ですが。
シナモン風味の生地をつくって寝かし
丸くのばして
アモプ敷き詰めて無花果をのせて
端っこをつまんで半分ほど無花果を覆います。
上にカソナードふってオーブンで焼いて出来上がり なんてシンプル!
いやホントに ザクザクとしたパイと とろーり火が通った無花果が絶妙 カソナードはもっとたっぷりの方が良かったけど なかなか満足。 素朴なのに大人っぽいパイでした。
それにしても
辻仁成さんのことは 料理絡みのエッセイと たまに流れてくるtweetでしか存じ上げません。
フランス語 完璧じゃないのに サッカー選手の舌禍事件で変なコメントしちゃったり 息子さんが差別されたと訴えたときの返しが え、それ?って位ずれてたので私個人としてはあまり良い印象じゃなかったのですが
料理絡みのエッセイで出てくる息子さんとの関係が なんだか 成長して外の世界に向かっていく子供に 置いて行かれたような寂しさが滲んでて 空の巣拗らせそうなおばちゃんとしては すごく共感しちゃいました。
勝手に解釈して共感するなと叱られそうですが。父親と言うより 母親の哀愁を感じるんだなぁ~
ほんと 失礼な話で申し訳ない(笑)
素敵なレシピありがとうございました。




