臨時収入があって 昨日は母に鞄を買ってあげるミッションに出掛けました。
うちの母は 高齢でボケている?のももちろんありますが
元々 かーなーりー トボけております。
トボけた性格に 老いがトッピングされると 微妙にイラッとするわけです。
そしてイラッとした自分を 大人げないと反省したり。
でも反省した隣でまたボケかトボケかわからんことを言うのでまたイラッとするのです。
わたし気がついたのですが よそのお年寄りにはそんなにすぐにイラッとしないのに なぜ 母にイラッとするかと言うと そこに恐怖があるからなんですよね。
明日は我が身という恐怖
私も遺伝子の力で こんなおとぼけ婆さんになって息子に呆れられちゃうかも こわいー!!
恐怖を克服して もう少し優しい娘にならなければ。
そんな思いで鞄を探しにいったけど 無理だわね。
どんな鞄を買うか散々会議して 出掛けたのにもー お母様ったらぶれるぶれる

そもそも母は いくつかの手持ちのbagはありますが もう本革の重さに耐えかねて一切持たなくなっちゃってて
気がついたらおまけで貰ったようなペラペラの保冷バックを愛用していたのです。
年寄りなりに小綺麗な出で立ちでお出掛けするも 手には保冷bag ある意味シュール。そんなに冷やして何を持っていくの?財布?
そんなわけだから 軽くて でも みすぼらしくないbag
これを条件に探しはじめたんだけど
好みのタイプのデザインに流されて
ガチの牛皮の重たいヤツを あらーこれ軽いわよ。とか言い始める。
またあなたの大奥で朽ち果てる可哀想な娘を迎えるつもり!?と却下
本人納得するも 数分後に同じbagを持って これは?と………… いや ホントに認知症の兆しなのかな。
そんなドタバタで アイグナーとかエトロとかで うーんちょっと予算オーバー気味 そもそもそんなに軽くないよ。
かれこれ半日費やして二人とも疲れはて セールやってる階に再度トライ。ナイロン製であちこちにポケットがあってななめがけにも対応する○ナスイのbagみつけて 安いしもう良いかなこれでと手を打ちそうに
でもなんか、これじゃ保冷バックと印象変わらないかもと踏みとどまり 遅いお昼を食べながら検索検索
ありましたよ理想のブランド
バブル育ちのあなたなら記憶にある筈
あの
人生ゲームの人間みたいな柄の……
そう
これだ!
懐かしくないですか?ゲラルディーニ
めっちゃ軽くて ファスナーついてて 肩にもかけられる理想のデザイン
母も
「あら、軽いわ!」 (当たり前じゃ)
大満足のお会計となりました。
あー疲れた。でも喜んでいる母にほっとした鬼娘
自分もなにかbagが買いたくなってしまいましたとさ。
トロリーが可愛かったんだよね~✨