こんにちは
となりのカウンセリング石巻です
ブログを読んで下さりありがとうございます
クライエント様の中には復職してもまた適応障害と診断されるという方がいらっしゃいます。
お話を聞くと適切な治療がされていない事が原因で、適応障害が再発していることがほとんどです。
今回はそんな〈【適応障害】が再発する原因〉についてブログを書いていきます
そもそも適応障害とうつ病の違いとは?
そもそも適応障害とうつ病の違いは何か?について簡単に説明します。
うつ病は脳の機能低下が原因で起こる精神疾患です。
一方、適応障害はうつ病と違いストレスが原因で起こる症状で、うつ病の1歩手前の状態です。
そのため症状をそのままにしているとうつ病になると言われております。
また、うつ病と違いストレスから離れたり、ストレス対策をしていくと改善しやすいです。
例えば仕事のストレスが原因で適応障害と診断された場合は、休職や仕事量の少ない部署に異動する、転職をするなどの方法をとるなど、ストレス対策をする事が一般的です。
再発する原因
ではなぜ休職したり、異動をしたり、転職をしても適応障害が再発してしまうのでしょうか?
適応障害はストレスが原因と書きましたが、ストレスの多い環境にいる場合、異動をしてもストレスの要因となる問題が解決されなければ、再発するリスクは高まります。
また、仕事のストレスが原因で適応障害と思っていても、実は家庭の問題などが原因でストレスを溜めている場合もあるのです。
これらは外的要因ですが、それ以外にも内的要因が大きく関わっています。
内的要因とは自分の中の考え方や解釈、性格や能力のことを指します。
つまり、自信のストレスを受けやすい思考パターンでストレスを受けているという事です。
思考パターンを理解し、改善していかない限りストレスは軽減しにくいのです。
また、ストレスに対する対処法を身に着け、ストレスを感じた時に適度に発散せずにいるとストレスは溜まる一方です。
休職中はストレス発散が出来ていても、復職をしたらストレス発散が出来ずに精神ストレスが溜まり、再発する原因にもつながります。
更に、適応障害はストレスと離れると改善しやすい為、休職などをしてゆっくり休むと治りやすく、良くなったと思う人がいらっしゃいます。
その為、早い人だと1カ月以内に復帰する方もいらっしゃるのですが、この復帰の速さがストレス改善にはつながっておらず、再発するという事もあります。
適応障害はきちんと休養が必要です。
勿論症状の重さの違いはあるでしょうが、外的要因と内的要因の見直し、しっかりと休養をするという事が必要になるのです。
治療方法
適応障害の治療方法は主にストレスから離れるなどストレス対策をしたり、休養がメインになることが多いです。
それ以外にも不眠などがある場合は症状に合わせて薬物療法も行っていくことが一般的です。
ですが、いくらストレスから離れても自身のストレスを受けやすい思考パターンを理解し、改善していかない限りストレスは軽減しにくい為、カウンセリングでの心理療法が必要になってきます。
そして思考パターンだけではなく、行動パターンも見直す必要があるのです。
人は思考により行動パターンが決まっていると言われています。
その為、認知行動療法などの心理療法を用いて自身の思考パターンや行動パターンを理解し、ストレスとの向き合い方を身に着けていく必要があるのです。
そのためには自己理解が必要になってきます。
となりのカウンセリング石巻ではご自身の理解を深めるために、性格診断を行っております。
・適応障害かもしれない。
・適応障害と診断された。
・休職しているけど復職が不安。
と言うお悩みに対して、カウンセラーと一緒に自身の問題と原因を模索し、行動パターンや思考パターンを改善していくことで、前向きな気持ちになるようお手伝いをしております。
そして当カウンセリングルームでは「この先困ったこと・悩み・不安や心配などが出来ても自分で解決できる力をつけて卒業していただく」を目的にしております。
また、家族や身近な人のために自身で相談に乗ってあげたい、助けになりたいという方には❝カウンセリングの技術❞を教えております。
お問い合わせは下の公式ライン又はホームページから承っております。
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