「今日はラーメン食べて帰るから、夕食はいらないから。」
と夫から電話があった。
横で興味深々で聞いていた4歳の長男。
「ラーメン屋さんてどこにあるの?一人で行ってもいいの?」
と羨ましそうに言った。
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その夜。
ベッドで一歳の娘が寝息を立て始めた頃、
「僕、大きくなってお仕事するようになったら
帰りにラーメン食べてくるからね。」
と長男が言った。
「あら、そう。
でも一人でラーメン食べて帰ってきたら
キミの子供たちが羨ましがるかもよ。」
と私。
「え!!子供って何。」
「お仕事するような歳になったら、家にはキミとナナちゃんのように
可愛い子供達と、やさしいお嫁さんがキミの帰りを待っているんだよ。」
「じゃあ、その時お母さんはどこにいるの?」
「母さんは・・・。
多分お父さんと二人で暮らしてるんじゃないかな。」
すると、みるみるうちに長男の目に涙が!!
「そんなの寂しい!!ずっとお母さんとお父さんとナナちゃんと
このおうちにいたいもん。」
と泣いてしまった。
「ごめんごめん!!そうだよね。
お母さんと一緒にずっとここで暮らそうね。」
と言うと、
「それで約束。」
と言い、安心したように瞼を閉じた。
つい最近まで、
「大きくなったらゴーオンレッドになる♪」
なんて言っていた長男。
急に大人びたことを言い出すので
うっかり、母さんも大人扱いしてしまった。
「この家族がずっと続く。」
と思っている4歳である、
ということを忘れて。
本当に、ずっとこのまま一緒に暮らせたらいいのにね。
でも。
家族の時間は限りあるものだということを
大人は知っているから、なおさら大事にしようと思えるのかな。
いつか、この家をキミが巣立つその日に
母さんは今夜の約束を思い出すだろう。
そしてその時は、母さんがこんなの君のように
泣いちゃう版かもね。
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