分かち合いの会について少し書きます。

不要な情報だと思う方はスルーして下さい。








私は、分かち合いの会は

仙台市の「藍の会」しか

出たことがありません。



「藍の会」にも

5回?程度の参加です。


事後3ヶ月後くらいから

あるのは知っていましたが、

参加は、事後1年2ヶ月経ってから

ようやくでした。



私にとって仙台駅前は、

賑やかでキラキラした場所。



地元ですから、

そんなキラキラした場所で

知り合いにバッタリ会うのが嫌だったし、


まして参加者の中に

私や旦那、子供達に繋がりがある人が

いるかもしれない、、、

という怖さもありましたから。




初参加の時は

自己紹介は旧姓を名乗ったくらいです。

偽名でも何でもいいよと言われました。





でも私の場合は、

自分の話をしたくて出掛けたわけでは

ありませんでした。



真っ暗闇の日々を生きて来れたのは

ブログでの繋がりで、

自分の気持ちを、吐露し、

たくさんの遺族の方とのふれあいが

あったから。



そして、1周忌を終えた後に

ブログでやり取りした方々に会いに行き、

より心が強くなれた気がしてました。




そうした時に、

身近な所に遺族が集まる場所があるのに、

どんな会なのか?

歯に絹着せずに自分の言葉を紡ぎ、
全国からの遺族に向き合っている
田中幸子さんともお会いしたい‼️
という思いでした。




田中さんは

とても温かく、とても親身になって下さり、

知識のない私に、

学校への調査は事後2年まで依頼出来ること、

虐めや問題がないと思われても、

起きてはいけないことが起きた場合、

学校側が検証するのが本来の姿で、

国?教育委員会?

どこかに報告が必要なこと。


問題があるなしに関わらず、

調査は遺族の権利として出来るもの。


ただ、学校側は

「家族の希望で調査はしません」

という形にしてるだけ。

したいだけだということ。



本当なら警察の事情調査も

任意だから答えなくても良いこと、

なども教えてくれました。





分かち合いの場も

皆さんそれぞれの話をじっくり聞いて下さり、

不必要な励ましや、アドバイスもなく、

安心出来る空間でした。




ただ、

私は吐露したくて行ったわけではないのに、

一つ話すと自分の中に納めていた気持ちや

次男への想いが溢れてしまったり、


他の方の話に共鳴してしまい、


こんなたくさんの知らない人の前で、

こんなに泣くものか、、、

と思うほど涙が止まらなくなる場面が

何度かありました。



確か初参加の時は、10人程の参加者で、

簡単な自己紹介の後は、

子供を亡くした人で6人程度のグループと

親を亡くした人、伴侶を亡くした人で4人程のグループに分かれて分かち合いを行いました。




仙台の「藍の会」はそうですが、

そういう分け方はせずに、

小グループに分けるところも

あると聞いてます。






ブログの世界やネット上でのやり取りで

自分の心を整えてきた私には

短時間にたくさんの自分の気持ち、

誰かの気持ちを消化するのに、

「全細胞を使っていたような感覚」

だったのだと思います。



会に出られない自分の殻

を破れたことの安堵感?

優しい場所だと知れた充足感?

なんとも表現しにくいけど

ホッとした感情はありましたが、

それ以上に疲れてしまい、


既に遺族との接点が多い私は、

次に参加するまでまた1年を要しました。







次に参加したのは、

せっかく「優しい場所」があるのだから、

顔の見えない遠い誰かではなく、

身近な場所にいる、

今気持ちを吐露したい人の前にただ居て、

話を聞く、

「ちょっと先を行く自死遺族がいる」

ことをしてみようと思ったからでした。




私が初めて参加した時は、

一番日の浅い方で4年経っていた方で、

成人したお子さんを亡くされた方でした。


分かち合いの時間が過ぎてから

学生のお子さんを見送られ、

事後2年のご夫婦が見えた時、

より気持ちを分かり合えるような気持ちに

なったので、



2年経った私がそこに居ること

それだけでいいんじゃないかと

思ってでした。




それでも、

やっぱり全細胞を使って聞いて、

話す時間があることで

私自身はとても消耗するので、

時々しか出掛けられません。




私のような感覚を持つ方もいらっしゃるようで、

分かち合いの時間が終わり

お茶を飲みながらブレイクタイムの時間から

参加される方もいらっしゃいます。



どんな参加の仕方でも

いつでも誰でも快く受け入れて下さる

場所ではあると思います。



話したくない方は、

何も話さなくても良い場所です。



、、、が、

私自身は、何かしら受け取ってあげたくなってしまう性分で、、、


自己満足で不要なことなのは、

重々分かっているんですが、😣

私も同じ気持ちになったことありますとか、

私もこんな言葉に深く傷つきました、等々



なので、

私はどちらかというと分かち合いの会には

向いていないのかもしれません😓





自分自身のことは、

この場(ブログ)があることに

救われ、支えられてきましたし、

ココで多くの遺族の方々と繋がれたことで、

孤独感を深くせずに歩いて来れました。




ということで、

分かち合いの会は、

あっ!行ってみよう!

と思った時だけ参加してます。






顔を合わせて、

体温を感じながら、

溢れる悲しみや悔しさに共鳴しながら

育む関係は、

心の支えが強く太くなる気がしています。



私の場合は、

出掛けて行ったり、来て頂いて、

ブログだけでなく顔の見える繋がりが

できましたが、



発信できない。

コメントやメッセージも書けない。

顔が見えなくて怖い。

という方は、

「分かち合いの会」に参加されてみると

何かしら気持ちに変化が起きるかもしれません。





毎月の分かち合いの会を支えに

何とか1ヶ月と思って踏ん張り、

毎月のように参加されてる方々もいますから。




SNSなどでの場でも話せず、

家族とも話が出来ず、

本当に救われたと感じている方も

たくさんいらっしゃいます。





但し、

会によっては、遺族ではない専門家の方や

看護師や保健師が運営に関わっている所もあります。



自死遺族だけの会、

自死とは限らずに開いている会など

ありますので事前に調べて

お出掛けされてみて下さい。







一般社団法人 全国自死遺族連絡会の

自助グループの一覧を貼っておきます。


会員による自死遺族の自助グループ◆全国自死遺族連絡会の会員による自死遺族の自助グループわかちあいを目的とする集い✤ 北海道 札幌市「ノンノの会」✤ 青森県 青森市「空の会」✤ 秋田県 秋田市「結いの会」✤ 岩手県 盛岡市「循環の会」✤ 山形県 山形市「青い会」✤ 宮城県リンクwww.zenziren.com


私は自死遺族なので、

自死遺族の情報しかなくてごめんなさい🙇‍♀️


(田中さんは宮城では自死遺族以外の会も

開いています。)