ジャッキアップだけでマフラー交換中に車体が落ちてしまう事故をニュースでみました。
若いかたで、きっと車が好きで今の仕事してたんだろうなと思うと切ないです。
ご冥福を祈ります。
ここ数年ジャッキアップしたことないなと思いました。
いざというときに作業できるように、ジャッキアップポイントや車載工具は確認済みではありますが。
むかしBNR32GTRに乗っていた頃はサーキットを走るので色々な整備や部品交換をしました。
お金がないので出来ることは自分でやる作戦です(o^-')b !笑
ジャッキと言えばこんなイメージかな?
整備工場などでよくみかける大きいフロアジャッキ。
こんな風に車の下に入れて
車が持ち上がりますよね。
これだけで作業するのは大変危険なので、通称うま!リジットラックを置いて、そこに車体を乗せて作業をします。
自宅の駐車場などでひとりでマフラー交換や、スタビライザー交換、エンジンまわりの作業で下から長い工具を使うときなど、かなり車体を上げないといけません。
一般的なジャッキは
パンタジャッキで、くるくる回して上げるのですが時間もかかるし上げていくと抵抗が重くなります。
そこでこちら
シザースジャッキ、油圧なので楽に上げることができます。
GTRが車高が低くてフロアジャッキが入らないので、まずはシザースジャッキで左右を上げます。
そこから普通サイズのフロアジャッキで上げて一度うまに車体を乗せます。
ここで、コンクリートの板を10cmほど敷いて、そこに大きいフロアジャッキを乗せてさらに車体を上げます。
うまの下にもコンクリートの板を置いてかさ上げしてから再度車体を乗せます。
文章だと分かりにくいですね( ̄▽ ̄;)笑
これを前後でやると、地面から車体までが60cmくらいになり、作業がしやすくなります。
わたしはこの方法で作業をしていました。
フロアジャッキなど油圧なので古くなってきたり、安いものだと、油圧が抜けてきます。
上げたまま昼飯食べて戻ったら車体が落ちていたことがあり、かなり恐怖を覚えたことがあり、フロアジャッキだけでの作業はしなくなりました。
プロのかたには当然のことですが、素人は車をジャッキアップすることよりも、やりたい作業の方に意識が行きがちなので危ないなと思います。
わたしは、ちょーびびり~なので(/-\*)うまに車体を乗せたあとも、外したタイヤホイールを追加で敷いてました。
うまから車体が落ちても最悪はタイヤホイールの幅は確保できるので怪我はしても命は助かるかなと。
プライベートで作業をするかた、下にもぐる作業はジャッキだけでは絶対にしないようにして、安全に楽しんでください(o^-^o)
最後に、一般的な方がなぜジャッキを使えないか?
ジャッキアップポイントが分かりにくいからだと昔から思います。
車載のジャッキは説明書見れば分かるのでしょうが、フロアジャッキのポイントや、うまをかけるポイントなど、車の構造を知らないと車体を壊しますからね。
エンジン本体をジャッキで上げてしまい壊す方もまだまだいるんじゃないでしょうか?
そこでメーカーに提案!
色をつけては?
車体底面は基本真っ黒かシルバーの部品なので、ジャッキやうまをかけても大丈夫なポイントは黄色に塗る!で車載ジャッキも黄色にする!
色で分かるので、これが常識になれば初めて乗る車でも安心して作業できるかなと。。。
以上わたしのジャッキ論文でした(/-\*)笑